何に配慮するのか?そしてどちらが正解なのか?
生きていくこととは誰かと交わることです。誰も一人では生きていけません。
そうなると必要な能力として「配慮する」というものがあります。
この際、何に対して配慮をするのか?そして、何に対して配慮するのが正解なのか?と考えてしまうケースがあります。
今回はそんなことについて記事にしました。
配慮はどちらに?
例えば缶コーヒーを買うとします。そして誰かのもの一緒に買ってきてほしいとお使いを頼まれたとします。
缶コーヒー2本ならコンビニの定員は「袋に入れますか?」と聞いてくるでしょう。この時に「はい、お願いします」という人と「いいえ、結構です」という人に分かれます。
前者は「人に配慮している」と言え、後者は「環境に配慮している」と言えるでしょう。
冷たい缶コーヒーを手で持って帰ると少なからず体温でぬるくなってしまうでしょう。それを防ぐために袋を用いる…また直接口をつけるものなので手で持つよりもやはり袋に入れておくほうが配慮がありますよね?
それに対して袋を使わないというのは「袋」というゴミが出てしまうことへの地球環境への配慮だと言えます。袋を使わなければゴミは減る…当たり前のことです。小さな配慮ではありますが、こういった配慮が環境保全には大切なのです。
さて、この例で言えることはどちらに配慮するのが正解なのか?ということですが、「どちらも正解」というのが正しいでしょう。
いや、正確には「正解なんてない」とも言えます。
もちろん状況にもよりますが、このように配慮すべき対象がどこであるかはそこまで大きな問題ではありません。
本質はそこではない!
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ここでの本質は「何に配慮するか?」ではなく、「そもそも配慮自体をするか?しないか?」ということです。
配慮自体はしたほうが良いことはたくさんあります。上の例でもどちらに配慮したとしても間違えではありませんし、仮に袋を使わずに手で持って帰ったとしても身内なら対して問題にはならないでしょう。
もちろん、お客さんに渡すものなら袋はあったほうが良いでしょうね。
あなたは何に配慮するかばかり考えて、そもそも配慮すべきポイント自体を見逃したりはしていませんか?