あなたは仕事をしている気になっていない?自分の本質的な仕事を把握できているか?
仕事してますか?
「何言ってるんだ!当たり前じゃないか!」
と怒る人もいるかもしれませんが、今回は形だけの仕事ではなく「本質的な仕事」についての話です。
本当の仕事をせずに違うことをして時間を浪費している人も多くいるのです。
本当の仕事がわかっているか?
僕は営業職に携わっているので一番わかっている営業職についての例を出してみます。
日々、お客さんに提示するための資料をまとめたり、会議や研修などの社内向け資料、または会社への報告物作成に忙しいという人。
この人は本質的な仕事ができていないと言えるでしょう。
営業職の仕事は「営業すること」です。
営業してお客さんからリクエストを頂いたから資料作成の仕事が発生します。
つまり、営業しないとそれに付随する事務作業は発生しません。
ただ、営業するのが仕事と言っても「どのように営業するか?」とロジカルに考えてやることも大切です。
考えて「この営業活動をより効率的にやるためには資料が必要だ」と営業よりも先に資料作成が仕事になることもあるでしょう。
この場合は問題のない、むしろ価値ある資料作成だと思います。
しかし慎重な人こそ気をつけて欲しいのですが、準備にばかり時間を使って実際の営業量が全然足りないなんてことになってはいけません。
仮に資料を作成することで成約率が10パーセントアップしたとしても、その資料作成する時間で倍の営業量をすることができれば成約率の差は簡単に埋まります。
(成約率が10パーセントもアップする資料なんてなかなかありませんが…)
悩み考えて行動することも大切なのですが、考えすぎて行動ができていないとなるとそれは「本質的な仕事」をしているとは言えなくなるのです。
やりたいことだけではなくやらなければならないこと
営業職にとって「やらなくてはならないこと」は営業活動をすることです。
営業活動は同社内の誰かが代わりにやってくれるわけではありません。それは選任を受けたあなたがやるべきことです。
このように社内のそれぞれの部署にはそれぞれの最も重要な仕事があります。
もっと言えば役職が変わればそれに応じた仕事も出てきます。
営業畑から出てきた新人マネージャーがいつまでも営業活動に力を入れているということも「本質的な仕事」をしてるとは言い難いでしょう。
あなたは自分の本質的な仕事についてちゃんと把握していますか?