情報が溢れて、モノやサービスも溢れる時代だから消費者は常に選択を迫られている!
「独自性や意外性がどんどん失われている」そしてそれにより、消費者は選択することが難しくなっていると私は思います。
どういうことか?ということを今日は書いていこうと思います。
飽和な時代だから
今の世の中はモノやサービスであふれています。
そのため類似した商品も多く、なかなか大きな独自性や特異性をつけることができなくなっています。
簡単に言うと「同じような商品やサービスばかり」ということ。
情報化社会となり、お客さんがどんなものを選び、どのようにしたら購買行動にうつりやすいということがマーケティングデータとしてわかりやすくなり、それを元にサービス展開などをするのですから…まあ、同じようなものになりがちなのかもしれません。
期待をどのように裏切るか?
こんな時代なのである程度「期待を裏切る」ような商品が売れたりします。
例えば「透明なオレンジジュース」とかのような…
巷に透明な●●という商品が多いのは意外性の部分で成功したと言えるでしょう。
この期待を裏切るが難しい!
良かれと思って反対のことをやったら逆効果だった…みたいなことが起こります。
透明な…シリーズも色々ありますが、その中でも「これは…ないな!」と思うような商品もあります。便乗して、相手とは違う方向での意外性を出そうとして失敗という形です。
こういった失敗商品も出てきながら、また世の中を模倣品が跋扈するというのが今の時代です。
消費者は頭を使わないといけない
似たような商品だからどれでもいいか!と思うと意外な独自性や特異性の差があり、そっちの方が良かったなんてことが起こり得ます。
なので消費者は考えて購入しなくてはなりません。
しかし考えるためのヒントとなる商品のレビューといった情報も多過ぎて何を頼りにしていいかわかりにくいのも事実です。
昔は「食器洗い洗剤はママレモン!」みたいにそのジャンルならこれ!みたいなのがわかりやすかったので買い物もまあ、楽でしたね。
選択肢が増えたことでのメリットももちろんありますが消費者にとっては常に「何がベストなのか?」を考えなくてはならないというのもなかなか大変なことです。