営業嫌いだった僕が営業の仕事を楽しめているたったひとつの理由
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「自分に合った仕事に就きたい」
誰もが当たり前のように思うことかもしれません。しかし「この仕事は天職だ!」と感じながら働いている人は意外と少ないのかもしれません。
かくいう僕も現在の営業の仕事をやるまでは「営業ってキツイだけで何がいいのか…」と思っていました。
そんな僕が営業の面白さに気付いたときの話です。
アクションが具現化しやすい
前職の塾講師と現在の営業、内容は全く違いますよね。最初はひどく戸惑いました。何をするにもわからないことだらけ…商品を売るというのはどういうことなのかがピンと来てなかったのです。
僕が「なるほど…営業ってこういうことか!」と気付いたのはある出来事がきっかけです。
あるお客様が抱えている問題は深刻であり、難易度の高いことでした。
長くその状態が続いているのでお客様は「もう、しょうがないよね…」と諦めている状態でした。
ひょんなことから提案をさせてもらう機会をいただき、一緒になって考えました。
提案を試しては結果検証をし、また改善する…こうして何度かやり取りをしていくことで積年の問題が解決したのです!
ちょっと抽象的な話になってますが、この体験が僕の考え方を変えました。
つまり営業という仕事は「こちらからのアクションが形になりやすい仕事」なのだと思います。
顧客が求めているものがなんなのか。それに対して自社商品のどこが役に立つのか?
まずはベースの部分の需要が合えばそこからはお客様と一緒に課題解決をしていく。
結果がわかりやすく、またそれゆえにお客様からの感謝の声も聞こえやすいというのがやりがいなのです。
売らなきゃいけないではなく…
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営業職というと「商品を売らなきゃいけない」と思う人がいるみたいですが、そういう人は続かないでしょう。
そういう考え方は「自社商品が社会にどの程度、またどのように役立つかを把握してない」ということです。
自社商品をわからずに商品説明をしたところで自分がわからない商品の魅力を人に伝えられるわけがありません!
売らなきゃいけないではなく、買ってもらう。
買ってもらうために自分ができることをやる。それが形になったときの充実感が営業の仕事の醍醐味です。