超絶便利なWEBサービス、Dropboxを快適に使うためのたったひとつの方法
オンラインストレージといえばDropbox、僕の中では不動の存在です。
この便利なサービスであるDropboxの唯一の問題点を改善するために僕が実施しているたったひとつのことをここでご紹介しましょう。
これをやっておくだけでDropboxの使い勝手が劇的良くなる(僕にとってですが…)のです。
一番のネックは「起動のスピード」
DropboxやSugarsync、最近ではGoogleドライブにSkydriveもすべてそうですが、パソコンに「クライアントソフト」をインストールする必要があります。そのソフトが常駐することで常にファイルの更新や変更を監視し、オンライン上のファイルとの差分をアップロードしてくれるという仕組みです。
これらのクライアントソフトはパソコンの起動と同時に立ち上がるのですが…これが遅い!
オンライン上とパソコン内のファイルをチェックして差分がないかを確認…毎回起動する度に実行するので意外と時間がかかる。
起動直後のパソコンは複数のソフトやサービスをバックグランドで実施しているので少し快適に使えるまでに時間がかかります。
そのときにDropboxのようなオンラインストレージの差分チェックが始まるとパソコンの動作がすこぶる遅くなってしまうのです。
これはパソコンを立ち上げてすぐに確認したいこと(例えば昨晩届いたメールですぐに対応する必要があるものなど)がある場合にはイライラの原因となります。
なので僕はDropboxのクライアントソフトは「遅延起動」するように設定しています。
「遅延起動」とはその名の通り、パソコンを起動してしばらくしてから起動するように設定することです。
Dropboxのファイルチェックは僕にとっては起動と同時に実施する必要はなく、少し経ってからでも遅くはありません。なので遅延起動を設定してまずは必要なソフトをすぐに利用できる環境を作ったのです。
その方法をご紹介しましょう。
まずはDropboxのクライアントソフト自体の設定から。クライアントソフトの設定項目から「システム起動時にDropboxを開始」のチェックを外します。
これでまずはOK。続いて遅延起動の設定です。遅延起動はフリーソフトを使って設定します。僕はGlary Utilitiesというソフトを使っているのでそちらをご紹介します。
Glary Utilities - ダウンロード
いろいろ便利ツール目白押し!
こちらのソフトをインストールして、起動。「最適化&性能向上」項目の「スタートアップを管理」をクリック。
すると起動と同時にバックグランドで立ち上がるソフトやサービスの一覧が出てくるのでそれの中からDropboxを見つけ出し、真ん中にある「遅延起動」のボタンをクリック。どれくらい後に遅延起動するかを設定します。
僕は150秒後に設定していますが、最大180秒(3分)まで設定できるのでお好みで!
これで遅延起動の設定は完了です!
便利をより便利に!
ちょっとした手間ですが、これで「便利なんだけどパソコンの起動が遅くなった!」なんていう困ったことは避けられます。何も考えずにインストールするだけでももちろん問題はありませんが、やっぱり毎日使うパソコンですから快適な環境で使い続けられるように工夫することも大切です。
Dropboxユーザーはぜひやってみてください。
※まずはクライアントソフトの最新版を使うことも忘れないでくださいね!
Dropboxが2.4.0にバージョンアップ!だけど自分でやらなきゃダメ! - Getting My Life Better
手動でのアップデートが必要です!
もしまだDropboxのアカウントをお持ちでない方はこちらのリンクからアカウントを作っていただければお互いに500MB容量が増えますのでよろしければどうぞ。