エルゴノミクスマウスを愛用してきたからこそわかる!トラックボールをおすすめする理由
以前の記事で現在人差し指トラックボールを使っていることを書きました。
トラックボールを1ヶ月以上使ってみての感想は「思いの外違和感なし」ということです。最初こそは戸惑いもありました。思ったところにポインタがいかないなんてイライラもありました。でも、今は全く問題なく使えています。
そもそもエルゴノミクスマウスという変わったマウスを使っていたのですが、トラックボールを使うようになって感じたことを今回はまとめていこうと思います。
- マウスユーザーがトラックボールに乗り換えると?
- 長時間業務でマウスを使う人には嬉しい!
- マウスユーザーには悩ましい有線/無線どちらにするか?
- トラックボールなら有線一択!
- まとめ トラックボール使い慣れたら非常に良い!
マウスユーザーがトラックボールに乗り換えると?
まずは私は20年以上マウスでの操作がメインとしたPCライフを過ごしていました。
ノートPCにはだいたい標準で装備されている「タッチパッド」ですが、私はこれを使った作業がどうしても苦手です。
タッチパッドでは右クリックをドラッグ状態にして作業するなどの細かな作業が私にとってはとてもやりづらいのです。
タッチパッドだけで作業をしている人をみるとちょっと「かっこいいな…」とか思う感じです。どういうわけかMacユーザーはタッチパッドのみでの作業が上手なイメージです。
トラックボールもそんな苦労があるか?と最初は心配していました。
マウスとトラックボールの大きな違いになるのですが、なんといってもトラックボールは「5本の指ですべての操作をする必要がある」という点です。
マウスなら指での操作はスクロールキーと左/右のクリックのみカーソル移動は腕(手首?)を使うというものですが、トラックボールはすべて指だけでの作業になります。
私が買ったトラックボールはスクロールキーと左クリックは親指、右クリックは中指(または薬指)、ポインタの移動についても人差し指で対応することになります。
つまり指をフル活用してのカーソル操作になります。どうしもて慣れないうちはトラックボールを動かそうとして「あっ!これはトラックボールだった…orz」というもどかしい気持ちになります…形もちょっとマウスみたいですしね。
長時間業務でマウスを使う人には嬉しい!
私は業務で長時間マウスを使います。長時間っていうのがどれくらいかというと…ほぼ1日中です。
デスクワークが中心のお仕事をしていますので、1日中マウスを使って作業をしています。
ですのでいわゆる「マウス腱鞘炎」というものに悩まされていました。
そのつらい状況を打破するためにエルゴノミクスマウスを使い始めたのですが、エルゴノミクスマウス自体はマウス腱鞘炎の解消にはとても役立ちました。
使い始めてすぐに腕のだるさはなくなり、痛みも解消されました。
マウスユーザーには悩ましい有線/無線どちらにするか?
マウスユーザーならわかると思いますが、マウスは「有線か無線か?」というのが結構大きな違いとなります。
有線マウスは電池切れの心配などはありませんが、結構ケーブルが邪魔で動かしにくかったりします。マウスコードホルダーというアイテムを使ったりすればある程度状況は緩和されますが、なかなかマニアックなアイテムなので周りから「なにそれ…?」って言われるでしょう。(エルゴノミクスマウスも結構好奇の目に晒されますが…)
無線の場合はまず電池切れの問題にいつも注意を払う必要があります。
それともっとも大きな問題は「重量問題」です。
無線のマウスはマウス本体に電池を入れることになります。
この電池が「単3か?単4か?」「1本か?2本か?」ということによって重量が全然変わってきます。
例えばこちらのMicrosoft製エルゴノミクスマウスは「単3電池2本」という組み合わせ。そのためかなりの重量になり、Amazonのコメント欄を見ても「重い…」というコメントが目立ちます。
ダイソーなどで販売している電池のアダプタ(スペーサ)を利用して単4電池を単3サイズにして利用すればわずかながらも軽量化ができますが、もちろん単4を単3のようにして使っているので電池容量が少なくなり、電池切れの頻度があがることになります。
エネループにもスペーサがありますね。
トラックボールなら有線一択!
有名なLogicoolのトラックボールや、私が購入したエレコムのトラックボールも無線タイプがありますが、別にマウスのように持って動かす必要もないのでケーブルが邪魔になるという問題はありません。
まあ、持って動かす必要がないので無線タイプで単3電池2本だとしても重量が問題になることもないのですが、USB給電されているほうが安心ではありますよね?
まとめ トラックボール使い慣れたら非常に良い!
マウス利用している時に感じていた「腕の痛み」がトラックボールを使い始めてからはまったくなくなりました。
これだけでもトラックボールに変えた効果はあったなと感じることができますが、カーソル移動も含めて指だけで作業をするという状況が意外にも快適であり、ボールをコロロっと動かすだけで簡単に画面の端から端までカーソルを移動できるというのはトラックボールのもつ非常に優位な点だと思います。
特に私はデュアルディスプレイで作業をしているのでディスプレイからディスプレイへの移動もとても簡単!マウスならなんども持ち上げて移動、持ち上げて移動と机のスペースに左右されて面倒でした。
(と、いってもこれが面倒な作業自体だというのはトラックボールを使ってみたからわかったのですが…)
長時間のPC作業があり、腕の痛みに悩んでいるという人ならトラックボールを使ってみることをぜひおすすめします。
最初は戸惑うこと間違いなしでしょうが、使い慣れたらその楽さに驚くはずです。
ただし、社内に何人の理解者がいるか…私自身もエルゴノミクスマウスを使っている時も「なに…その変なマウス」というふうに言われてきました。そしてトラックボールに変えたら変えたで「なんか・・球でてますよ」って言われましたから…人がなんと言おうとそれで仕事の効率が上がるなら言わせておけばいいのです!