留守電をテキストとして通知する「スマート留守電」は留守電にあるイライラを解消する救世主となるか?
仕事柄お客さんに電話する、または電話をいただく機会が多いのですが、電話は便利な反面、相手の都合関係なくこちらから連絡をすることになるので、状況次第では「電話に出られない」ということがあります。
そんな時にあるのが留守電機能ということですが、留守電の利用率はどんな感じなんでしょうか?
留守電の煩わしさ!
私が感じる留守電の煩わしさは「聞いてみたけど特に重要ではなかった」というものです。
留守電に接続すると大体のものが、
「お預かりしているメッセージは1件です。最初のメッセージは5月24日午後3時10分です。」
という音声ガイダンスが流れます。
まず、このガイダンスがイライラする!
機械的な声でものすごくゆっくりしゃべる…万人が聞き取りやすいスピードということなのかもしれないが、電話を取れなかった時というのは車の運転や公共交通を利用した移動中だったり、商談や会議中だったりします。
そんなタイミングからちょっと時間がとれたのでと留守電確認をしようとすると…わかります?
隙間時間でやりたいことは他にもあるのにゆっくりとしゃべるガイダンスにイライラするのです!
そしてそんなガイダンスを乗り越えて聞いた留守電が…ホントどうでもいい内容だったら…考えただけでもイライラします!
ソースネクストさんが発表した「スマート留守電」なら、このイライラを解消することができます!
留守電に登録されたメッセージを文字としてメールのように通知してくれるのです!
これならあのまどろっこしいガイダンスを聞くこともなく、そしてテキストなので短時間で内容を把握できるということです!
Apple Watchのようなスマートウォッチとスマホを連携させておけばスマートウォッチを確認することで留守電の内容がわかるのです!
確認すべき点が1つ!
そんな素晴らしい「スマート留守電」ですが、使用するにあたって注意点があります。
まずは月額制のサービスである点。利用し続ける限り月に360円(iPhone)または290円(Android)かかります。
そしてこのサービスは電話を転送する機能がないと使えません。公式でもこのように説明があります。
本製品のご利用には、留守番電話を設定する電話回線に、通話転送機能が必要です。通話転送機能の有無は、回線事業者及び契約内容により異なります。
以下の回線事業者で通話転送機能がご利用いただけることを確認済みです。(2016年5月現在)
NTTドコモ、au、Softbank、Y!mobile、UQ mobile、mineo auプラン、mineo ドコモプラン、 楽天モバイル、OCNモバイル、DMM mobile、BIGLOBE LTE・3G
通話転送機能自体は結構多くのキャリアが対応しているのですが、問題は「通話転送の転送費用は自分持ち」というところです。
受信電話であっても留守電につながる場合は通話料かかかるようになる…はず。大手キャリアの「かけ放題プラン」に入っていれば問題はありませんが、そうでなければ通話料がかさむ可能性があります。
しかし、このスマート留守電は電話でのやり取りが多いビジネスマンにとっては救世主となり得るサービスです。
どこまで普及するか?楽しみですね!