Picasaサービス終了!iPhoneユーザーの写真保存についてGoogleフォトとFlickrを比較してみる!
先日Googleが長らく提供してきた写真保存サービス「Picasa」のサービス終了を発表しました。
Googleとしては今後Googleフォトへの移行を進めているようですが、僕としてはFlickrの存在も忘れてはならないのでは?と思っています。
今回は写真保存サービス、とりわけGoogleフォトとFlickrの違いについてちょっとまとめていこうと思います。
以前書いた記事はこちら。
たくさんのサービスがあり、選択が難しい!
写真保存するサービスが本当にたくさんあります…どれを選んでいいのかよくわからないとは思いますので利用シーン別に分類してみましょう。
スマホの写真だけを保存したい!=Googleフォト・FlickrどちらでもOK!
スマホからの写真アップロードだけに写真保存サービスを利用したいということであればどれを選んでも大差ないかなと思います。
Googleフォトは1600万画素未満の写真なら無料で保存できます。
iPhone 6が800万画素・iPhone 6Sが1200万画素みたいなので実質無料で写真保存し放題ということになります。
それ以上の画素数のカメラを搭載しているスマホでもGoogleフォトでオリジナルではなく画素数を落として保存することもできるので、そうすれば無料で保存できます。1600万画素に画素数を落としたとしても印刷上は全く問題ないので気にする必要はないでしょう。
Flickrは無料で使える容量が1TBとGoogleフォトとは違い制限がありますが、画素数を落とすことなくオリジナルサイズでの保存ができます。 どうしてもオリジナルサイズで画像保存をしたいということであればFlickrの利用となるでしょう。
スマホだけでなくデジカメ画像も保存したい!=Flickrがベター!
スマホの画像だけでなくデジカメで撮影した画像も保存したい!という人もいると思います。
そういう人はFlickrがよいと思います。
上記の通り、画像サイズをオリジナルで保存できるというポイントが大きいですね。デジカメは1600万画素を超えているものがたくさんあり、せっかくキレイに撮った写真なのでやはりそのまま保存したいという方にはFlickrとなります。
ただし、一眼レフなどの本格的なカメラに使われるRAW形式のファイルはFlickrには保存できません。
これはGoogleフォトも同様です。国内で使える写真保存サービスでRAWファイルを保存できるのはAmazon プライムフォトのみとなります。
ただしこちらはプライム会員(有料)限定のサービスなので年間3,900円の費用がかかります。Amazonを普段から常用しているならこちらのサービスを利用するのも選択肢としてはありでしょう。
Flickrが唯一いただけない点はアプリがないこと!
日本人にとっては馴染みが少ない写真保存サービスであるFlickrですが、Appleとしても公式サポートしている写真保存サービスです。 設定画面からアカウント登録すればiPhone標準の写真アプリ内から直接Flickrにアップロードすることもできます。 GoogleフォトはiPhoneでもアプリがあり、こちらはアプリを立ち上げるだけで写真のアップロードが始まるので、手作業でのアップロードが面倒という人にはありがたい機能です。
Flickrは高機能なんですが、日本のiTunesストアではFlikcr公式のアプリがダウンロードできないというのが致命的です。
裏技を使えばダウンロードできないこともないのですが…誰もが簡単にダウンロードできるようにしてほしいところです。
実際に公式のFlickrアプリならGoogleフォトのように アプリを立ち上げるだけで写真アップロードができる機能 もあります。
ここだけ改善してくれればFlickrは本当にオススメの写真保存サービスなんですが…
まとめ
- Googleアカウントをすでに持っているならとりあえずGoogleフォト!
- いろいろ面倒なことが嫌いだから手っ取り早く保存したいというならGoogleフォト!
- アメリカからの帰国子女で米Yahooアカウント持っているならFlickr!
- スマホだけでなくデジカメの画像もちゃんと保存したいならFlickr!
ご参考になれば幸いです!