「これ、絶対今日やらないと…」という状況に慣れてないか?
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「うわ〜、やばい!これは今日やっておかないといけないやつだった〜」とお昼過ぎくらいから慌てている人。
いや、お昼過ぎならまだいい方です。夕方やある程度残業をしている時間で「やばい〜!」となっている人もいます。
この状況が危機的状況であることはわかっていると思いますが、こういう人はこの「危機」にある意味慣れています。
なんとかなるから
慌ててその仕事に取り掛かる…そして結構なんとかなるもんで、やらなくてはならないことをやり遂げることができます。
「よかった〜、安心!」と、肩をなでおろし、その日は疲れたので帰ります…
わかりますね?
そう「その日に本当ならやろうと思っていたことをやらず」に帰っているのです。
このように締切直前で追い込まれて作業する人はその「緊急度が高くなってしまったタスク」に目を奪われてしまい、本当にすべきタスクが見えなくなっているのです。
後回しにしたタスクはいつやるのか?翌日ならいいですが、翌日だってやらなくてはならないことがあります。
そうやって少しずつ全てのタスクがズレていき、また締切直前に「やばい〜!」って言うことになるのです。
そうは言っても飛び込んできた仕事で今日やるしかないから…と言い訳も聞こえますが、僕が言っているのはそういった「予測不能なタスク」ではありません。
本当に考えるべきことは「わかっていたタスクなのに後回しにしてきているタスク」のことです。
このクセによってタスク管理はいとも簡単に崩壊します。
後回しにしたタスクは優先度アップ!
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あれもこれもと今日やらないといけないことが溜まっているという人はなぜその状況になったのかを考える必要があります。
そのひとつとして「タスクの後回し」があります。
どうしようもならない理由でタスクが後回しになることはあり得ますが、後回しにしたタスクは翌日にはその優先度が高くなるようにしないといけません。
そのままの優先度ではまた緊急度の高いタスクによって後回しにされてしまい…そのタスクは「やばい!今日はやらなきゃ」というタスクになってしまうのです。