元英語講師の僕は仕事の重要度判断に「助動詞」を用いる!
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仕事におけるタスクの重要度判断はその後の時間配分において、非常に重要なアクションのひとつです。
ただ何も考えずに「やっていく」だけではまず間違いなくどこかで「タイムオーバー」となります。
仕事における重要度判断に僕は「助動詞」を当てはめて考えています。
元英語講師がちょいと説明しましょう
助動詞とは?
中学校の時に英語の授業で習ったと思いますが助動詞とは動詞に意味をプラスするものです。
仕事における重要度を以下の3つの助動詞で説明したいと思います。
must「しなくてはいけない」
mustとはしなくてはいけないという意味で最も重要度の高い仕事になります。
例えば締め切りが近づいていてこれをやらないと後工程に大きな影響を与えるというものがそれにあたります。
これは最優先で実施する必要があります。
また、これが多過ぎる人はいつも仕事に追われている人とも言えます!
should「すべき」
should はやっておいた方が良いということで上のmustとは違い、今日できなくても大きな問題が起こらないというものになります。
後工程を考えるときに今日やっておいた方が良いと言うだけであり、最悪明日以降に回しても問題がないはずです。
正直、余裕があれば本当やっておきたいものですね!
want to「したい」
want toは厳密に言えば助動詞ではありませんがタスクの重要度においては「したい」というのは非常に重要なものになります。
「したい」と思うものはやらなくてはならないものではなく、自身が「こうした方が良くなるんでは?」と感じた事になります。つまり、改善の糸口です!
7つの習慣で言う第二領域にあたるのがこの「want to」です。
多くの人がmustやshouldに追われwant toができずにいます。
またshouldだったものを放置しておくとそれはいつかの時点では「must」に変わるということも知っておく必要があります。
最初は「まあ、今日やらなくてもいいけど近々やっておいたほうが良いね」というshould のレベルだったことが、そのまま手付かずだと「やばい!今日はしなくては!」とmustに変わる…タスクは先延ばしするとその緊急度が上がっていくものもあるのです!
want toを増やそう!
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何はともあれwant toを増やすことがいちばん大切なことです。
そのためにはmustのレベルのタスクがどれくらいあり、それを終えるにはどれくらいの時間がかかるかを把握します。
また同時にshouldのレベルのタスクがどれくらいあるかも把握しておかなくては結局mustの処理をしていたらshouldが「must化」していくといく堂々めぐりになってしまうのです。
多くの人がmustのタスク管理はしていますが、本当にすべきはshould段階からであり、そしてwant toができるようなタスクスケジュールが重要となるのです!