タスク管理においても「贈り物」は大切にしなくてはならないということ。
photo credit: Andrew.Beebe via photopin cc
プライベートも仕事も毎日何かしらのやるべきことをみなさんはやっているはずです。
そんなときに「あっ!あれをやらなければ!」と思い出すことってありますよね?別のことをしている時にも「そういえば、あれをやらなければ…」ということもあります。
こんなときにやらなければならないのが「記録する」という習慣です。
ギフトであるということ
ハッと思い出したことというのは脳が覚えておいて、「忘れてはいけないよ」とシグナルを出してくれているのです。
つまり、脳がくれたギフトです。せっかくいただいた大切な贈り物ですから、大切に扱う必要があります。
では、みなさん。みなさんは実際に贈り物をもらったらどうしますか?
僕の場合はいただいた贈り物はきちんとしまっておきます。しかも決まった場所に。
いわゆる「宝箱」といえるでしょう。そういった場所にしまうのです。こうすればその宝箱を覗けばいろんな贈り物を確認することができ、その時の思いを思い出すことができます。
では、脳からもらったギフトはどうすればいいでしょうか?
これもやはり宝物入れに入れておくのがよいのです…つまり、これがタスク管理ツールになります。
手帳を使っている人は手帳に、クラウドサービスなどを使っている人はそちらに登録するという作業になります。
こうしたタスクを決まった場所にしまっておくことで、「それさえみれば思い出すことができる」という状態を作っておくのです。
これを頭で「○日にはやらなきゃなぁ」とおぼえておくのは日々やることがある状況では困難ですし、はっきり言ってナンセンスです!
そこで考えてほしいことは、宝物入れをどこにするかということです。
手帳を使っている人が非常に多いと思いますが、僕はやはりクラウドツールをオススメします。
脳からのギフトはいつ・どんな状態のときにいただけるかわかりません。例えば遊びに行っている時にふと思い出すなんてこともあるでしょう。
こんな時にいつも手帳を持ち歩いているという人ならそれでもいいかもしれませんが、まず多数の人が手帳は家に置いてあるでしょう。
しかしスマートフォンなら肌身離さず持ち歩いているのでスマートフォンからタスク登録ができるクラウドツールがオススメなのです。
簡単なものだとGoogle Task、複雑なシーンでも対応できるものならToodledoやNozbeなどたくさんのクラウドツールがあるので自分の使い方に合わせて選ぶといいでしょう。
クラウドツールはちょっと…という人には思い出したタスクを自分宛にメールしておくというとりあえずの処置もありですね。
信頼出来るシステムに預ける
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GTDの概念にもある考えですが、頭の中のことを「信頼できるシステム」に預けるということが大切なのです。
じっくり考えて出てきたタスクや予定はスケジュール帳にしっかりと記載しているが、ハッと思い出したようなことは結構頭で覚えておこうとする人が多いのですが、そういったものこそ実はしっかりと書き出しておくことが重要なのです。
思い出せたことは脳がくれたギフトである…
贈り物を大切にすれば、「あれ、なんだったかなぁ?」といったストレスを無くすことができるのです。