新卒新人さんから教わったことが、営業という仕事をする上でものすごく大切なことだと再認識した!
当たり前と思うと気づかないものがある…
先週の記事でも書いたとおり、今年は新卒新人さんの教育係を命じられ、毎日研修に勤しんでいるところです。新卒新人さん、つまり新社会人の若いメンバーからはフレッシュさと若さをたくさんいただき、とても刺激になります。
そんな毎日の中で「そういえば…なるほどな」と思うことがたくさんあるなぁというお話を今日はしてみましょう。
気づかなくなってくるものがある
営業職として入社してきた新卒新人さんたちに、まずはビジネスマンとしての基本的なマナーや考え方を説明していきます。学生とは違う、会社の一員であり、自分の行動が会社全体の雰囲気に影響することなどを丁寧に伝えています。
例えば…冷蔵庫に入って写真撮らないようにとかです(笑)
この辺りの基本的なビジネスマインドについては、別に我が社に入社しなかったとしてもおそらくどこでも大切になるものだと僕は認識しているのでけっこう時間をかけて説明しています。
そしてその次は我が社ならではの内容…自社で取り扱っている商品・サービスの説明です。
僕にとっては当たり前のものであり、当然「そういうものである」という認識で商品・サービスの説明をしていました。するとある新卒新人さんが「どうして○○は~なんですか?」と思いもよらなかった質問をしてきたのです。
僕の中では「こういうもんだ!」と思っていたことを何も知らない新卒新人さんから見れば不思議に思えるものだったようです。
もちろん、丁寧に質問には答えましたが、この時に僕はこうも考えました。
「何も知らない新卒新人さんがそういう疑問を持つのなら、同様に何も知らないお客様も同様の疑問を持つのでは?」
相手が誰かであるだけの違いで、説明することは何も変わりません。ということは同様の疑問を持つ人が出てもおかしくありません。もしかしたらお客様の中にも同様の疑問を感じたが、質問することはなく、そのまま流していた方がいたかもしれません。
または質問せず、それが我が社の商品を選ぶことの障壁になっていたのかもしれません。
フレッシュな視点は本当に大切!
新卒新人さんの持つ「純粋な疑問」というのは本当に大切だと感じました。
新卒新人さんたちはこれから自分たちが勤める会社が提供している商品・サービスについて「しっかりと理解しよう!」という意欲が強いからこそ気付く疑問かもしれませんが、これは「自分がお金をだして買おうと思っている商品・サービスについてしっかりと理解したい」というお客様の視点ともしかしたら同じなのかもしれません。
当たり前になっていることで見えなくなるものがある…そういうものがあることを踏まえて、お客様に疑問点が出ていないかどうかを確認することが営業していく上で大切な要素であることを改めて学ばせていただきました!
教育はやはり「共育」ですね!