Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

夏休みの宿題がたとえプリント1枚でも最終日にやる人がいる事実

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いつもやっている仕事ですが、量が増減する仕事ってありませんか?
例えば事務職などなら伝票打ちとか…日によっては入力する数が10件という日もあれば50件という日もあるみたいな、こんな感じです。

多ければもちろん終了するまでに時間がかかります。そして少なければ早く終わるはずです。

でも…多くても少なくても「いつも同じくらいに終わる」という人がいます。

夏休みの宿題がたとえプリント1枚でも…

例えば、夏休みの宿題を思い浮かべてください。
宿題を最終日付近になって一生懸命やっていた人と最初から計画的に実施してきた人とではもちろん差があるのはわかりますよね!?

基本的に無計画な人は「最終的に間に合えばいい」と考え、締切が見えてくる付近まで手をつけないというのがこのパターンですね。

でも例えば計画を立てる人だとしても「まだ締切が遠いのであとでやろう」と「やれるのに後回しにする」と結果としては「締め切りギリギリでやる」という行為には変わりはありません。こちらのケースの場合はあせってやっているということではなく、計画的にギリギリに実施しているので幾分か心の余裕があると言えるでしょう。

計画を立てて、それでいて締め切りに間に合うように終わらせようとしているというのは悪いことではないと感じがちですが、良いことでもありません。「締切に間に合えばそれでいい」という考え方は自分の作業だけを見た考え方だからです。

夏休みの宿題は「提出」が最終ゴールです。
なので締切日までに提出すればそれで自分が携わる部分は終了です。

では仮に「提出し、添削してもらったものを再度復習してから再提出する」というのが最終ゴールだったらどうなるでしょうか?しかも「提出する先生は1日に3人分しか添削ができない」とすると?

30人クラスだとすると全員を添削するのに10日かかります。つまり最終ゴールの10日前には一次提出をしておくのが理想です。ギリギリになればなるほど添削からの復習時間が減少することになります。

このことを踏まえて大切な視点は2つあります。

  • 最終締切しか確認しておらず、提出しておいたほうがよい期日を把握していない

  • 後工程があることを考えずに最終締切日を目標に実施していた

この2つのいずれかにひっかかる場合、概ね「最終日に慌てて実施する」または「間に合わない」という事態が発生します。

仕事においては概ね「後工程がある」ので自身の作業が完了すればギリギリでもOKということは少ないと私は思います。でも多くの人が自身の作業だけに集中して締め切りギリギリに提出するとのが多いのも事実です。

理想は前倒しすること!

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仕事の理想は「前倒しすること」です。これは早く終わらせるということでもありますが、「後工程の人への配慮」でもあります。自分が早く終わらせることができれば後工程の人も早く始めることができる。自身の作業が早く終わっているのでもちろん残業も減りますし、後工程の人も早く始められれば残業が減ります。

仕事の量が増減する人は「減ったときにも同じ終了時間になっている」ということはありませんか?その場合はおそらく「いつも通りに終わらせればいい」という認識で仕事をしているのではないでしょうか?

早く終わらせることができれば「本当はやりたかったけど、忙しさでできなかったこと」にも取り組めるはずです。
仕事の量が減ったときは「早く終わらせる」。これが大切なことだと私は考えています。