男性と女性の視点の違いを実感!そのスキルの高さにただただ脱帽した!
先日、会社のメンバーで「管理職研修」というものを受ける機会をいただきました。
いつもは違う営業所にいるメンバー。また違う部門のメンバーとチームとなり、同じテーマについて話し合う…めったに経験することができない貴重な時間を頂くことができました。
個人個人の着眼点が違うことは言わずもがな理解はしていましたが、「女性と男性で決定的に違う視点」を感じました。言われれば男性も気付けるのですが、最初に気付くポイントではないというところが面白かったですね。
問題点を見る角度が違うのかな?
今回の研修の大まかな内容は、新人課長として着任したあなたは、着任したチームの中にある課題を発見し、それをどのように対処していくか?というものをバーチャルな映像などを混じえてみんなで話し合いながら進めていくというものでした。
「さあ、このチームにある問題点はなんでしょうか?各自がまずは抽出し、それを同じグループ内で共有してみましょう」と講師の方からの号令でみんな一斉に問題点を抽出する。そしてグループでお披露目。
会社の売上が悪いからそこを手を付けなくてはならない…
新規獲得ができていないのでそこから…
チームとしてのVisionが明確では…
このあたりが男性が真っ先に着目する部分でしたが、女性陣は違います。
○○さんの発言からこの人は自信がないのかも…
チームとしての調和が取れていない…
○○くんは何をやっていいかわからないのではないか…
違いがわかりますか?
男性は「業務上の問題点」を最初に気付くのに対して、女性は「人間性や協調性の問題点」に最初に気付いているのです。すごいなと思いました…確かにあの発言内容から考えるとそういうふうに思えるな…この雰囲気は確かに問題がある!
女性の「コミュニケーション能力の高さ」「協調性の高さ」を魅せつけられました。
どちらの側面も男性しか気づかない、女性しか気づかないということではなく、「どちらを先に気付くか?」という話です。
同じものを見ても見る視点が違うのでしょう。非常に驚きました。
女性の存在は重要!
企業によっては男性優位であり、経営陣に女性がいないという企業もまだまだ多くあると思います。
しかし、それでは一方向の意見だけしか出てこない可能性があります。
実際に男性ばかりが集まって話をしているとどうしても「業務上のこと」がメインとなった話になりがちです。そこに女性が違う視点からの意見を言うことで、違うアプローチから業務上の問題点を解決できるかもしれないのです。
もちろん、逆も然りです。
女性ばかりのチームに男性の意見が入ることも大切だと思います。
男性も女性も、闊達な意見交換ができる会社はこれからも安定して成長していける会社なのではないか?と強く感じることができた1日でした。