2014年中の日本でも「Office for iPad 」が出るが…個人ユーザーにはちょっときついかな!?
先日Microsoftが新しいsurfaceと国内向けの新しいOffice製品の発表会がありました。
そこでアメリカでは先行販売されていた「Office for iPad 」が日本でも2014年中に発売となるとありました。
しかし、Officeのプロダクトが変わったことにより、個人ユーザーにはちょっと厳しいのではと感じたので記事にしてみます。
速報:マイクロソフト、国内で個人向けOffice 365、iPad版Office、Office Premium発表 - Engadget Japanese
個人の利用範囲がどうか?
新しいOfficeは「一回支払ったら、永久に使える」という商品ではなくなります。
ライセンス契約、つまり年会費を払い続けることで使用できるというものになります。
支払い続ける限りはその途中でOfficeのバージョンアップがあっても、常に最新版を使うことができるというメリットがあるのです。
これは「使用頻度の問題」と照らし合わせなくてはなりません。
Office製品、つまりWordやExcelといったものを個人がどこまで使い込むか?という点が問題です。
会社では業務上必ず使わなくてはならないが、自宅で使うことはほとんどない。 だが、全くないと困るので持っておきたい。
こんな人が多いのではと思います。
またヘビーユーザーでもない限りは基本的な機能を使う程度で充分という人も多く、常に「最新版である」必要自体が少ないのです。
そのため「一回支払ったら永久利用可能、ただしバージョンアップには対応しない」ということでも問題がない人が多いのでは?と考えてます。
「この話とOffice for iPad に何の関係があるのか?」
そう思われると思いますが、Office for iPad はこのライセンス契約の形でしか販売されず、しかもパソコン版Officeとの「セット販売のみ」の予定なのです。
自宅でのOffice利用が少ない人やそもそもPCの代わりにタブレットを買ったが、やはりOfficeは使いたいという人にはちょっと敷居が高い商品なのです。
ライセンス契約するか?
総合的にOffice利用の頻度が高く、PC2台にタブレットまで持っているという人なら以前のような「一回支払ったら永久利用」よりは安く手に入るので良いかもしれません。
そんなに頻繁には使わない…という人はiPadでの使用は諦めて、PC上も古いOfficeで充分とかもしれません。
しかし、iPadでOffice利用できるならこれはこれで仕事上助かる場面は増えそうですが、Microsoftも自社タブレットのsurfaceがありますので早々簡単には門戸を開かないのかもしれませんね!