沈黙だってアウトプットのひとつだと認識することが「できる」人間のコツだ!
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アウトプットというと何かしらを口にしたり、文字にしたりということを思いがちですが、それだけがアウトプットではありません。
なにも喋らない…なにも語らない。
それでも充分アウトプットになり得ます。しかもそのアウトプットの方が重要だという話です。
沈黙のアウトプットとは?
「なにも喋らないのにアウトプット?」と思うかもしれませんが、これは事実あるのです。
しかも、その性質は厄介なものでもあります。
人は意識してやっているかどうかは別として、必ず「他人を見ている」のです。
あなたも会社にいて、誰も見ない日はないはずです。
必ず誰かしらが「あっ!あの人は今あんなことしてるんだ…」とか「あれ?あの人は暇そうだなぁ…」とか何気ない行動を見ては感じているはずです。
つまり、沈黙のアウトプットとは自分が発する/発しないに関わらず、相手に与える印象のことです。
表情やちょっとした行動、言動などから周りが判断する印象だって、あなたのアウトプットなのです。
しかもこのアウトプットは完全に「受け手主導」だというのが厄介なんです。
文字や言葉にしているアウトプットなら、その本質が何かをしっかりと伝えられますが、この沈黙のアウトプットは相手が「今、怒ってるのかな?」と勝手に思ってしまう…全く怒ってないにも関わらずです!
ただ、こう書くと「受け手が悪い」ように感じるかもしれませんが、自分だってそう思われてしまうような行動や言動をしているというのも問題なのです。
火のないところに煙は立たない!
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火のないところに煙は立たないのと一緒です!
あなたがそう思われないように努めておれば、そんな誤解は発生しないのです。
バイオリズムや仕事の良し悪しなど、気持ちのブレが出るのは当然ですが、努めてブレ幅を少なくできるようにするのが「一緒に仕事をしたい」と思える人間と言えるでしょう。
そのためにも…表情や言葉遣いは意識し続けていくことをオススメします。