整理に困ってるなら「inbox」という概念を導入しよう!
いつも散らかっている…
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机は書類ややりかけの仕事の山。
パソコンの中もデスクトップにアイコンがたくさん。
メールも読んでないものがちらほら。
こういった雑然とした状態でも一生懸命に仕事をしている人、僕の周りにもいます。こういう人は「そろそろ片付けないと…」「整理しようとは思っているんだけど」が口癖です。そういった直後にまた右や左に資料を置いていく…そうしてまた周りに書類ややりかけの仕事の山ができていく。
ルールが問題
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こういったケースを打破するための素晴らしい考え方を教えましょう!
簡単です、まずは「inbox」というものを設置するのです。
inboxとは「とりあえず入れとく箱」とでも言いましょうか。とにかくあっちこっちに置いている状態をやめるために「とりあえずこの箱に入れておく」という状況を作るのです。思いついたメモ、やりかけの書類など…すべてその箱に入れてしまいます。
メールについても同様です。メールは自動で受信箱に入ってくると思います。なのでそこを「inbox」と捉えます。
そしてここからが大切です!そのinboxを「定期的に空っぽにする」というルールを設定します。
inboxに入れたままでは意味がありません。右や左に山積みにされている状態と何も変わりません。定期的にinboxに入っているものをしっかりと「仕分け」するというルールを設定するのです。
これは毎日やりましょう。そうでないとinboxはすぐにパンパンになってしまいます。パンパンになったinboxを仕分けるとなるとかなりの労力を消費しますし、そんなものを見たら整理する気持ちなんて萎えてしまいます。
だから、数が比較的少ない毎日の周期で実施するのです。
「これはやりかけだから明日やろう」
「これはもう連絡したから捨てる」
「この書類はバインダーに挟んでおこう」
「これは…やばい!今からやらなくては!」
など、いろんなことが明確になるはずです。こうしてinboxを空っぽにするととてもスッキリとした気持ちになるはずです。
そして人間というのは「現状を維持したい」という気持ちがあるため、一度inboxが空っぽになる体験をしたら「inboxを空っぽにしないと気持ち悪い」という感覚を覚えます。こうすれば整理する習慣が身につくのです。
もう一度言います、毎日必ずやりましょう。どんな事情があったとしても言い訳は無しです!自分への強い約束だと思って下さい。
余計なことを考えない
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雑然とした環境で仕事をしていると、ちょっとした時に「あ~、机片付いていないなぁ」と気になることが出てきてしまい、仕事への集中力が切れてしまいます。また突然の書類の雪崩により飲んでいたコーヒーがこぼれて大惨事なんてこともないでしょう。
このinboxという概念はGTDを知っている人なら馴染みの深い言葉だと思います(そもそもGTDを実践している人の机が汚いなんてことはないでしょうが…)。
この考え方は様々な応用ができます。
@jun0424 さんはアナログとデジタルをつなぐものとしてinboxを活用しています。
Googleカレンダーと紙の手帳を同期するワザ!カギはinboxカレンダーとフリクションボール « 純コミックス
アナ→デジ!
メールでのinboxはこちらが参考になります!
メールのための GTD、「Inbox Zero」の実践 | Lifehacking.jp
メールもinboxゼロ
さあ、みなさんもやってみましょう!