ソフトバンクが世界第3位の携帯会社へ!日本ユーザーへのメリットは?そして気になる発言が…
米国Sprint社買収!
昨日はソフトバンクがまたまた大きな発表をしましたね。先般のイー・モバイル買収に続き、今度はアメリカの第3位Sprint社を買収するという発表です。これによりソフトバンクはグループ総合で世界第3位の携帯会社へと変わりました。
さて、日本のユーザーにとってはどういったメリットがあるのでしょうか?
わかりやすいメリットは?
孫さんが昨夜のWBSに緊急出演してインタビューに答えていましたが孫さんはこういったメリットがあると言っていました。
端末の多様化
iPhoneに代表されるようなスマートフォンはやはりアメリカが本場です。なので多様なスマートフォンがアメリカでは発売されています。今回の買収でアメリカと日本の市場を一緒に考え、アメリカで発売されている端末を日本にも導入できると孫さんは言っていました。
電波の問題(アメリカと日本の周波数が違う)という問題も先般のイー・モバイル買収でLTE世界標準の1.7GHzを手に入れたのでこれで解決できると考えているのではないでしょうか。
さまざまなスマートフォンが入ってくれば消費者としては商品を選べるようになるのでやはり嬉しいのではないでしょうか。
大量発注が可能
ソフトバンクとSprint社は使用している設備機器のメーカーが同じだそうです。と、いうことは今まではそれぞれの会社として注文していた量を1社として注文できる、つまり大量発注により1台当たりのコストを下げることができるということです。
そうすれば今までよりも電波改善に向けた投資をより加速することができる。また使用料金にも還元できるのではないかという考えのようでした。
「ソフトバンクはつながりにくい」をひっくり返すために必死になっているソフトバンクとしては設備投資は引き続き強化していくというPRは必要です。ぜひ改善を進めてほしいですね。
そして気になる発言が…
WBS内で気になる発言をしていました。その流れは下のような感じでした。
キャスター(以下、キャス)「ボーダフォンジャパンを買収する前にiPhoneが発表されるということをご存知だったのですか?」
孫さん(以下、孫)「はい。iPhoneという名前かどうかはわかりませんが結果として開発しているのはiPhoneであり、それを僕のところで扱うという約束はしてました」
キャス「では、ボーダフォンジャパンはiPhoneがあるから買収したということですね。今回の買収もそういった『これ』というものがあるのでしょうか?」
孫「ええ…まあ、武器は用意していますよ」
これはどういうことでしょう?Sprint社買収でもその後に何か大きな製品を発表するつもりなのでしょうか?噂のiPad miniか?わかりませんね~。
なにはともあれ日本のソフトバンクユーザーとしては株価も下落している…この株価下落には孫さんは楽観的でしたね「1兆2兆は誤差の内」ですって!
大きな挑戦になる今回の買収、ちょっと心配ですが見守るしかありません。現ユーザーとしてはつながりやすさの改善を切に願うのみですね。