なんだかんだ騒いでるけど、結局「iPhone5S」は買いなのか?
photo credit: Janitors via photopin cc
そろそろ発表されるのではないかと騒がれている「iPhone5S」。まあ、本当に5Sと呼ぶかはわかりませんが、Appleの今までのiPhoneの出し方でいえばそうなるというところです。
うちの近所のソフトバンクショップでも先週末に「機種代無料」という大きな広告を出してiPhone5を最後の売りさばきにかかっているような感じでした。
本当に近々発表がありそうですよね!
さて、では実際にiPhone5Sは買う価値があるのでしょうか?
今わかっていることから考える
いろんなガジェット系サイトで言われている情報を元に考察してみます。実際に発表されたら仕様が違うかもしれませんが、気にしないでください。
指紋認証
まずは指紋認証。パスワードロックとかしなくても指紋で認証し、ロック解除ができるというやつです。
ビジネスシーンでの利用が多い方なら様々な情報が入っているiPhoneの紛失や盗難はそれだけで大きなリスクとなります。
しかし、指紋認証なら仮に紛失や盗難にあった際も簡単にはロックが解除できないので安心ですね。
この機能はセキュリティとしては非常に魅力的な機能です。
基本性能のアップ
搭載されるCPUやメモリも増強されるでしょう。毎回iPhoneは新型が出るたびにそのマシンスペックも上がってきています。
というのも新しいOSが同時にリリースされるのでやはり新しいOSの機能をフルに使うためにはスペックアップが必要なのです。
まあ、古いiPhoneでも新しいOSを使えるのは使えるのですが、機能に制限があったり動作が重くなったりするので、古いiPhoneユーザーは実際にiOS7がリリースされていろんな人のレビューを見てからOSアップデートするのが賢明でしょう。
今回はiPhone始まって以来の大幅なUIの変更なのでどんな挙動になるか気になりますね。
ダブルフラッシュライト
これがよくわからない…iPhone5はフラッシュライトが1つだけついています。しかし5Sはフラッシュライトが2つ…より明るい写真が撮れるということでしょうか?
新しい電波をカバー?
iPhone5Sは新しい電波帯域をカバーするようになるとかならないとか…僕はソフトバンクユーザーなのでソフトバンク寄りに書きます。
現在のiPhoneは3G回線という一般的な電波とLTEという高速通信網に対応しています。
ソフトバンクでいうも「Softbank 4G LTE」というやつです。
しかし、ご存知ですか?ソフトバンクには「Softbank 4G」という電波もあるのです。
「なにが違うの?」と思いますよね?簡単にいうと高速通信網であるLTEはその仕様の違いから「TD-LTE」と「FDD-LTE」の2種類があるのです。
ソフトバンクは当初TD-LTEの整備をしていたがドコモのXiに代表されるFDD-LTEもその後整備しているというのが現状です。
実際にiPhone5が対応しているのはFDD-LTEであり、今みんなが「LTE」と呼んでいるのはFDD-LTEのことです。
これが次のiPhoneからTD-LTEにも対応するのでは?と言われているのです。
Appleはさらなる販路拡大のために世界最大の携帯キャリアのチャイナモバイルへのiPhone販売を考えていると言われています。
このチャイナモバイルが展開しているLTEが実は「TD-LTE」なんです!
チャイナモバイルからの販売を計画しているならこの電波帯に対応しない訳がない…そういう読みからこの噂が出ているのではないでしょうか?
日本のソフトバンクユーザーならTD•FDDどちらも使えるように孫さんは対応するでしょうからさらに電波状況が良くなるのかもしれません。
auユーザーの方も先日発表があったWiMAX2はTD-LTE互換らしいので恩恵を受けられるかもしれません。
iPhone5ユーザーなら次まで待ってても…?
photo credit: Janitors via photopin cc
僕の意見としては「iPhone5以前の機種ユーザーなら買い替えは有効的だが、現在iPhone5ユーザーにはそこまで大きなメリットがないのでは?」というところです。
でもそれがわかっててもなんだか新しいiPhoneが出ると聞くと欲しくなってきますよね…長々と書きましたが、今回の記事は自分が買いたい衝動を抑えるためのような感じですね(°_°)