2014年1月より、ついにチャイナモバイルからiPhone発売!これはソフトバンクiPhoneユーザーにも朗報となるか?
photo credit: mattbuchanan via photopin cc
先般、AppleがついにチャイナモバイルでのiPhone販売を開始するというニュースがありました。
ロイターニュース&マネー トップページ
ついにチャイナモバイルが!
世界的に見ても加入者の多いチャイナモバイルでの販売開始はAppleにとってとても大きな展開となることは間違いないでしょう。
しかし、実は日本のソフトバンクiPhoneにももしかしたら恩恵があるかもしれません!
スポンサードリンク
ポイントはココ!
先ほどの記事にはこういうことが書かれてます。
中国移動はまた、TD─SCDMA方式の3G技術を採用していたことが障害となり、これまで中国で唯一アイフォーンを販売していない携帯電話会社だった。ただ、今月4日に中国の規制当局は第4世代携帯電話(4G)技術の事業免許を中国移動を含む3社に交付。アイフォーンの最新モデルが中国の採用したTD─LTE方式に対応可能だったため、技術的な障害が取り除かれた。
この記事にある「TD-LTE」というのがポイントです。
日本で展開されているLTEはそのほとんどがFD-LTEという種類です。その中でソフトバンクだけがTD-LTEとFD-LTEの二種類を展開しています。
(au傘下のUQ-WiMaxによるTD-LTE展開もありますが…)
現在のiPhoneはチャイナモバイルが展開するこのTD-LTE(バンド40、39、38)に対応しています。そういったことからiPhone発売が決まったのでしょう。
ソフトバンクが展開しているTD-LTEはバンド41というちょっと違う周波数です。しかしこのTD-LTE最大手のチャイナモバイルへの対応が今後のiPhoneでのバンド41への対応を期待させるものになるかもしれません。
もしTD-LTEバンド41に対応したiPhoneがソフトバンクから販売することになれば2つのLTEを利用できるハイブリッドLTEとなるのです。
こうなると今までよりも快適にiPhoneが使える状況が増える…これはちょっと期待したい!
プラチナバンドとは違うけど…
photo credit: ping ping via photopin cc
auが「つながるauは800Mhz!」とCMしてますが実際このプラチナバンドと呼ばれる周波数はもうどこも余裕がないのが事実です。
これからの高速通信は新しい周波数バンドをうまく利用できるかどうかがキャリア側のポイントとなるでしょう。
イーモバイルやウィルコムを傘下に置き、また複数のLTE帯域をもつソフトバンクがこれからどうなるかがちょっと興味があるところです!
チャイナモバイルからiPhone発売となる来年1月17日以降に期待です。