Workflowyなら分類分けで必ず起こる「こうもり問題」を解決できる
先日の記事でもご紹介したクラウドアウトラインエディタのWorkflowyですが、こちらを使った思考の分類なら、分類分けで必ず起こる「こうもり問題」の解決が可能です。
例を踏まえながら説明していきましょう。
こうもりは鳥なのか哺乳類なのか?
こうもりを見て「鳥だ!」と思う人はいないでしょうが、空を飛ぶという点から見たら「鳥の仲間かな?」と思う人はいるでしょう。実際は「哺乳類」、ネズミの仲間です。
こうもり問題とはどういったことなのでしょうか?Wikipediaではこう記載されてます。
つまりどちらに分類するべきかがわからなくなり困惑する状態を指します。
これをWorkflowyで考えてみるとこういうことです。
この分類分けは一見すれば綺麗に分かれているのかもしれませんが、後で「空を飛ぶ生き物は?」と検索する場合にはすべての項目を見ていかないとわからないという問題があります。
パソコン上でフォルダ分けするときにもこの「こうもり問題」は頻繁しますので、この例を見たら「あ〜、なるほど」と思ってもらえるはずです。
これを解決するにはどうするか?
横断検索するためにタグという概念を各項目にもたせておくといいのです。Workflowyではタグを「#」や「@」をつけて使うことができます。
先ほどの例で説明するとこうです。
空を飛ぶ生き物には「@fly」とつけておけば後で「空を飛ぶ生き物だけ」を抽出することができます。
これによって思考ルーチンの中でどういうことが可能になるかというと、いちいち「これはこっち、これはあっち」と分類を分けることに時間を使うことがなくなります。発想段階ではまずは項目出しに全力を注ぐことができるのです。
また、分類分けに迷った場合にも「タグをつけとけばいいか!」と安易に考えることができるので情報がどこに分類するか?と考える時間を削減することができます。
つまり「わざわざ分類を考えるという時間の無駄」が激減するのです。
思考タイムは考えることだけに集中するのがベスト!
アウトラインエディタにこの「タグ」という概念が入るだけで一気に情報の整理がしやすくなります。Workflowyの強みはシンプルだけど必要な機能はしっかりと揃っているというところだと感じています。
思考タイムにそれとは関係がない作業に時間を取られるのは本当にもったいない!
テンポよく、アイディアの種を書き残すことができるWorkflowyなら、あなたの「こうもり問題」は間違いなく解消することができるでしょう!
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