人は判断をするときに必ず「未来」を見据えているという話
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あなたの判断はどこまでの未来を見据えているだろうか?
毎日山のような判断を人は皆、しています。その判断というのは小さいものから大きなものまで様々です。
こういった判断をするときに、どこまでの未来を見据えているか?というのが今日のお話です。
無意識ならがも必ず考えているはず
例えばの話をしましょう。
あなたは寝ています。 めざまし時計が鳴り始めました。そう、あなたがセットした時間になったのです。
この時、あなたはこういった判断をしています。
「眠たい…けど、起きなくては!」
できることならまだ眠っていたい…しかし、起きなくてはならない時間である。だから…起きなくては!と判断しているのです。
ではこの判断でどこまでの未来を見据えているのでしょうか?
起きなくてはならないのは「そうしなくては今日の仕事や予定に遅れてしまう」からです。何もなかったらその時間に起きなくても良いはずです。
また、仕事や誰かとの約束ではなくても「自分の決めた生活リズム」を崩すことになる…そういったケースもあるでしょう。
つまり、このケースでは「今日のその後の予定」について考えた上で「起きる」という判断をしていることになります。
こういったわかりやすいものならいいのですが、現在の判断が「いつの時点での結果」を見据えたものかわからないものもあります。
中長期的な戦略などでは一度聞いたくらいでは「それってなんの意味があるの?」と理解しがたいものもある…そういうことです。
それでは、仮にその時点でよくわからないことであったとしたら、それに対してはどう対処するのが良いでしょうか?
中長期的な戦略についてならば、おそらくそのような話をしているメンバーはマネジメント業務に携わるメンバーでしょう。
「一介の営業マンがボロっと話した話ではなく、会社のことを考えているマネジャーレベルの人がいう発言なら何らかの意図を含んでいるはず…」
このように「発言者を信頼する」ということも必要なのです。
反射的に否定しない!
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つまり、物事の判断をする際にはどこまでのことを考えて判断をしているかは人それぞれで差があり、その「未来感」を確認しないうちから相手の意見を否定しないということが大切なのです。
明らかに間違っているという事でも、その人の考えがあり、その考えに至った経緯が間違えであるというなら、反論すればいいのです。
自分と違うことを一度は受け止める心の余裕が大切なのです。