スケジュール帳に余白を作らない「時間管理術」であなたのストレスは軽減する!
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何度かスケジューリングについては記事にしてきていますが、新社会人になって2ヶ月が経ったという方もいらっしゃるのでそんな方に向けて再度書いてみようと思います。
一応過去に書いた記事もリンクを貼っておきましょう。
スケジュールの余白 - Getting My Life Better
正しい意味の「スケジューリング」ができていない人がとにかく多すぎる! - Getting My Life Better
スケジュールするものは?
スケジュール帳に記載すべき予定とは以下の2つです。
自分の行動予定
人との行動予定
この2つを把握することになります。でも、ほとんどの人がスケジュール帳に書いているのは「人との行動予定」だけになっています。
人との行動予定とはつまり「自分以外の人間が関係すること」と言う意味です。例えば会議やアポイントメントなどがそれに当たります。こういうものは忘れてしまうと他人に迷惑をかけることになる。なので「これはしっかりと覚えておかなくてはならない」と一生懸命にスケジュール帳に記入するのです。
良いスケジューリングはと「自分の行動予定」も管理することです。
つまり、自分がやるべきこともスケジュール帳にしっかりと書いておくとよいということです。
これには2つのメリットがあります。
1つは「決めたからにはやる」というモチベーションのドライブがかかることです。
予め予定を決めているので「ここではこれをするんだった」と迷うこともないですし、また「書いているからにはこれをやらなきゃ」という気持ちになります。つまり脱線しにくくなる!
脱線すると「自分との約束を裏切った」こととなるので後ろめたい気持ちになります。だから予定通り仕事をしようという気持ちがでてくるのです。
もう1つは「やみくもにアポや会議をいれなくなる」という点です。
自分の予定もしっかりと書きだしておけば、その時間にアポイントや会議をうっかりといれてしまうこともなくなります。例えば翌日の午前中に会議資料をまとめるという自分の行動予定をスケジューリングしている時にはその時間にはアポをいれないように自分でも意識的に行動するようになるはずですし、お客さんからのアポイント要望も「できれば別の日にしていただけませんか?」とお願いすることもできます。
そもそもその時間に「これをやろう」と思ったからには「そこでその行動をすることの意味と重要性」を考えているはずなのです。なのでそれを動かすと全体の進捗に大きな影響を与える可能性があるのです。
このようにスケジュール帳に自分と自分以外の人との行動予定を書いておく。つまり「余白を作らない」ということです。
予定はあくまでも予定!
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こう書くと「でも予定はずれることもあるから…」と言われますが、ずれることが当然ですからあくまで「予定」なんです。
この方法だと「不慮の予定のズレ」はなくなり「意図的な予定のズレ」だけになります。予めすべての時間に予定が入っているのですから必ず「ここでこのアポがはいるということは、この予定はこちらに動かさなくては…」と考える作業が発生します。つまり「意図的に予定を変更している」のです。
忘れがちな「自分の行動予定」も見えるようになっているので当日になって「あ~、そうだった!あれをやらなきゃいけなかった」と落胆することはありません。
「自分の思うとおりにならないこと」は大きなストレスです。しかし自分の思うとおりにならないことが多いのも現実。スケジューリングにおいても予定外はつきものですが、上手にスケジューリングすればそのストレスは軽減するはずです!
あなたもスケジュール帳を活用してストレス軽減をめざしましょう!