スケジュールの余白
予定管理してる?
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みなさんはどのように予定を管理していますか?スケジュール帳を使って管理している、Googleカレンダーを使っている…などいろんな方法があると思います。
しかし、おそらく多くの方が思っている予定の管理とは「アポイントメントや会議などの『忘れてはならない予定』を手帳に書いておくこと」と思っているのではないでしょうか…
時間は空けるもの
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前述のような予定管理をしていると手帳に「余白」がたくさん出てくると思います。まあ、息つく間もないほどアポイントメントが入っているような羨ましい営業マンなら手帳は予定で詰まっているかもしれませんが、アポがない日だってあるはずです。
みなさんはこの「余白」の時間に何をするか考えていますか?
スケジュール帳の余白を「自由時間」と考えてはいませんか?
「そんなことはない、やることはたくさんある!自由なものか!」と思われるでしょう。そのとおりです。やることはたくさんあります。 僕が言っているここでの「自由」とは「何も考えられていない」という意味です。
「やることがたくさんある」と思っているだけで「じゃあ、それらをいつやるのか?」については考えているでしょうか?「時間が空いた時にやろう」と中途半端な考えではないでしょうか?
はっきり言って仕事中に「時間が空く」なんてことはありません。時間は空くのを待つのではなく「空ける」ものなのです。
だからスケジュール帳の「余白」にやろうと思っていることをやる時間を設定していくことが重要なんです。
ブックドタイムとアヴェイラブルタイム
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お客さんとのアポイントや会議の予定など自分では動かすことができない時間を「ブックドタイム(予約された時間)」と呼びます。 もしかしたら急なアポが入ったり、アポの予定が急遽キャンセルになったりと 自分の意思ではなかなか動かすことができません。
それに対して自分の自由に使うことができる時間を「アヴェイラブルタイム(利用可能な時間)」と呼びます。この時間をどう使っていくか意識している人とそうでない人とでは仕事の効率も大きく変わってきます。
1日24時間という時間はどんな天才だろうが愚者だろうが、金持ちだろうが貧乏だろうが等しく与えられています。なのでこの24時間を自分でブック(予約)していくことで予定に振り回されないスケジュール管理ができると考えています。
あなたの手帳はどうですか?もし余白が多いようならその時間に何をするかを今日は考えてみてください。きっと何か発見があるはずです。