今できることは10年後もできるはず!昔取った杵柄というものの存在
昔取った杵柄という言葉
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この言葉、みなさんご存知ですよね。いないとは思いますが知らないという方のためにちょっと意味を調べてみました。
昔取った杵柄とは、若い頃に身に付けた技量や腕前のこと。また、それが衰えないこと。
そういうことみたいです。この「杵柄」の存在が実は非常に大きなことなんです。
経験に裏打ちされたもの
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誰しもがなにかしらの経験値を持っているはずです。この経験値こそが杵柄ですね。
例えば学生時代、野球部だったという人ならいつまでも経っても野球の動きができています。
もちろん、歳をとってくれば若い頃のような動きは出来なくなってしまいますが、基本的にはやはりやったことがない人とは違います。
なぜか?これは上記した通り「やったことがある」という経験値の差です。本人の能力の問題ではなく経験という要素が結果に大きく影響を与えているということです。
人間は自分が見たり体験していないことを想像するのが苦手です。
例えばあなたの自宅は今、地震対策をしているでしょうか?
西日本や九州の人はしていない人が多いのかもしれません。でも東北や関東の人はやはり危機意識が出て来ているので、いざっていう時のために自分たちで準備をしているでしょう。これもやはり「経験したことがある」というのが重要なポイントです。
このように経験したことがないことを意識するのは難しいので「まずはなんでも体験してみる」といった前向きなアクションが必要になるのです。このアクションによってできた「やったことがある」という経験値があなたの杵柄を成長させることになるのです。
逆説的だが重要!
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自転車に乗れる人は何年経っても自転車に乗れるもの…その自転車だって最初は乗れなかったものを何度も失敗しながら乗れるように練習したはずです。こうして身につけた「経験値」は決して無くならない!
一度経験した、やり切ったことというのは次の経験に活かされ、また再び新しい経験ができるようになるのです。
自分の身になっている数々の体験はいつまでも色あせることなく輝いているものなのです。あなたが「昔できたこと」がもし今できていないとすればそれはおそらく「やっていない」だけだということです。