時間の経過=成長ではない。段階の捉え方を間違えると「勘違いな人」になるので気をつけよう!
それぞれの段階がある
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人にはそれぞれの段階があります。新入社員の段階、2年目、3年目…そのステップはどんどん進んでいきます。
ただ、この「段階」というものをちょっと間違えて捉えている人も多いのも事実です。どういう意味か説明しましょう。
段階の属性は?
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最初に書いたのは「時間が進むことで上がっていく段階」というものです。仮に何もしなくても時間さえ経てば新入社員は2年目社員になりますし、2年目社員は3年目社員になります。
至極当然のことですよね?
しかし、これだけではダメだということは何と無くわかりますよね?
実際には新入社員が2年目社員になる際にはそのスキルや知識も2年目社員に相応しいレベルまで成長しておかなければなりません。
そうでなければ「社歴だけは長いが仕事が出来ない人」というレッテルを貼られてしまいます。
なのでただ会社に出勤して、毎日粛々と働いているのではダメなのです。自分にとって成長できることは何か?また、自分ができることはないか?ということを常に考えながら仕事に取り組む必要があるのです。
つまり、間違った捉え方とは「社歴が進めば能力も上がる」という勘違いです。でも、よく社歴が長いことだけを傘にして自分の不平不満をいう人がいます。さも「自分はこんなにも仕事をしているのに!」とものすごく頑張っているかのように離します。
こういう人は「やらなければいけないこと」はやっているのかもしれませんが、会社が「やってほしいこと」「挑戦してほしいこと」にはまったく手を出していないのです。
不平不満をいう前に自分自身が動き、変えようと努力することが「社歴に見合った能力の習得」につながるのではないでしょうか?
言わなきゃよりもやらなきゃ!
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あれが嫌だ、これが嫌だと言えるのは「誰が見ても全力で目の前のことに取り組んできた」という信頼があってこそ初めて意味のある意見になると思います。そうでなければそれはただの愚痴になります。
愚痴ってもしょうがありません!あなたが段階にあった能力を身につけるためにも、いま目の前にあることを全力で取り組んでいきましょう!