仕事は自分がいるステージごとに違って見えるがやることは同じ!
みなさんはこれからどうなっていきたいですか?人生のこともそうですが、今回は仕事についてにしてみましょう!
目の前のことをただやることだけが仕事ではありません。私の考える仕事感について書いてみましょう。
やらなければならないことは何かを知る期間
まず、仕事に就いたらやらなければならないことを知る期間があります。研修期間とかって呼ばれたりもします。
この時は時間をかけて仕事の全容把握に努める必要があります。
朝来たら何をして、どんなことの準備をしておかなければならないのか?
どんなことが仕事において重要なことなのか?
何を重んじる社風なのか?
こんな感じでこの仕事の中身を自分なりに分析していくのです。
ここで重要なのは、「自分がやるならこうやる」とか「この部分は自分の力が存分に発揮できるな」という視点でやることです。
誤解のないように言いますが「自分のやり方をやる」のではありませんよ!自分ならこうするだろうな…と思っていても、まずは教えられた方法をやってみることが大切です。
何も知らないあなたが、その行動がなぜその手順でやられているのかを知らないのにすぐに自己流でやるのではありません。
まずは教えられたことをしっかりと守ることです。
やらなければならないことをやる期間
さあどんな仕事で、どんな流れで仕事が流れていくかということがわかったら、あとはがむしゃらにやるだけです。
このタイミングでは、やらなければならないことを精度高くやり切れることが非常に重要であり、自己流でやられるのは評価する側からしたら迷惑です。
自己流のなにが悪いのか?は簡単です。比較対象が少ないからです。
評価はある程度誰かと誰かを比較してこっちが優っているから何点で、あっちは何点と比較して点数を決定するものです。
自己流はあくまで「自己流」であり、誰かと比べることはない、というか、できません。
圧倒的な実績を出しているなら、自己流は評価できますがそこそこなら「自己流が良かったのか?たまたまなのか?」と評価が揺れます。
この時に「まあ、でもやらなければならないことがやれてないからね!」と必ず「やらなければならないこと」がネックになります。
やらなければならないことができていて初めて自己流が評価されるのです。
1つ上の仕事をやる期間
やらなければならないことを精度高くやっていると、次は期待以上のものを求められるようになります。
これくらいから1つ上の仕事について見識を深めておく方が良いでしょう。
簡単なのが直接の上長がやっていることを分析することです。
上司がなにをしているのか?を意識してみることで、自分がそのステージに上がった時の仕事イメージがつきやすくなります。
苦労は買ってでもしろ!という言葉がありますが、この時に体験した苦労は本当の意味での自身の力にもなるはずです!
もちろん1つ上の仕事をやるから今のことができなかったというのは全く言い訳にはなりません。
1つ上のことをやるというのは上司からそういう指示があったならいいのですが、勝手にやっているとしたら「やらなければならないことを放置しておいてなにしてるんだ!」と評価は最悪になってしまいます。
自分がどこに向かい、なにをしたいと考えているか?
すごく簡単に書きましたが、ステージを通じて大切なことは「やらなければならないことはやった上で自分の活躍出来る場所を見つける」ということです。
自分の立場を確立してしまえば、間違いなくその分野の仕事には声をかけてもらえるはずです。
そのためには最初にしっかりと業務把握をし、どの分野でなら自分の持ち味を存分に発揮できるか?を考えておくのが大切なのです。
自分の存在意義をしっかりと伝えるための工夫として参考になれば幸いです。