27年度の新卒は消せるボールペン型!?あまりにもわかりやすい例えで考えた人天才かと思った!
この時期になると新卒者の話が出てきますね。毎年「今年の新卒は〜だ!」みたいな記事がありますが、今回タイトルにもある通り「消せるボールペン型」と表現したニュース記事を読んで「すごいな…例えの天才かよ!」と思ったという話です。
特徴をよく擦り合わせてある!
こちらがその記事がです。 http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2452157.html
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2452157.html
抜粋です。
今年(平成27年度)の新入社員は「消せるボールペン型」。「見かけはありきたりでも、書き直しができ、変化に対応できる」という特徴があるとしています
今年は優秀なようです。多様な変化が求められるこの時代において一見「ボールペン」と見せかけて、その実は普通のボールペンではないというなかなかのやり手だと表現しています。
何度も書き直しができる…つまり、何度もチャレンジするマインドがあるということでしょうか?
また「変化に対応できる柔軟性を持つ」とも書かれています。
柔軟性を持つ人間の使い勝手の良さは間違いなく良いはずですね。僕が勤めている会社にも新卒が入社予定ですから非常に楽しみです。
「ただ、注意も必要で、不用意に熱を入れると、色=個性が消え、使い勝手の良さから、酷使しすぎるとインクが切れて、離職をしてしまう」と指摘しています。
この表現が…天才的です。
消せるボールペンの機能についてよく知っていることが前提です。
消せるボールペンのインクは「熱で色がなくなる特徴を持つインク」が使われています。実際には消えたわけではなく、消しゴム部分の摩擦熱で色がなくなり、「見えなくなっただけ」…つまり、そこに書いたもの自体は残っています。
これは会社を辞める訳ではないが個性は完全に死んでしまうということに繋がっているようです。
不用意に熱を入れるとはつまり、「こちらの一方的な熱意」を指すのではないでしょうか?新卒者が何を大切にし、どこに価値を感じているかを確かめて、必要なら熱意を持って接する。これを画一的に熱意をぶつけるとやる気を失ってしまうということを指しているのかもしれません。
またいくら使いやすいからといって酷使するとボールペンである以上、インク切れもしてしまう…ほどほどにね!と表現しています。
ねづっちを思い出した!
photo via プロデューサーハウス あ・うん
お笑い芸人に「ねづっち」という方がいらっしゃいます。
「〜とかけまして〜と説く、その心は?」
二つのもの共通項を即座に導き出し、うまく掛け合わせる…今回なら「27年度新卒者とかけまして消せるボールペンと説く、その心は?」という事ですね。
「熱を加えると消えてしまいます」
考えた人、天才だなぁ…^_^