学校で学んだことは本当に社会で役立つのか?
私、もうすぐ40歳になるおっさんです。
世の中の子どもたちは「学校で習うことって大人になって役立つのか?」と思っていると思います。
私の実感での回答となりますが「役立つものもあるので、勉強はしておけ!」です。
何がどのように役立つかをちょっと書いていきましょう。
とりあえず中学校卒業程度の内容に絞ってになります。
最も大切なのは…
私が経験してきた中で最も大切な教科は「数学」です。
どんな仕事に就いたとしても、中学校までの数学は間違いなくしっかりと理解しておいたほうが良いでしょう。
社会に出ると様々な数字と出会い、そして数字を使って説明する必要があります。
また、数字から読み取り、そして数字を読みやすいように加工することがあるのですが、数学的知識があるとないとでは大きな差を生みます…
私は残念ながら数学が大の苦手で、これは社会人になって本当に苦労しました…
国語力は説得力!
次に国語。
国語は漢文とか古文はいらないのですが、読解力と文章力はあったほうがいい。学校の勉強で言うと読書感想文とかはマジで大切!
自分が調べて、まとめ、そしてプレゼンする場面なんてのは読書感想文発表するのと基本的には何も変わらない…。
あとは語彙を増やす意味でも重要です。
国語の力があると資料の説得力を増すことができます。これは大きな力となるので国語は重要です!
英語は知っておくと助かる!
日本の英語教育ははっきり言って喋れるようにはなれないのですが、詰め込み型のお陰で単語力などはまあつきます。
いわゆる「意識高い系」の人はやたら横文字を使って来ますし、ビジネス用語にも英語はたくさん出てきます。
あとはEXCELの関数なんかにも簡単な英単語をベースにした関数が多いので単語を知っているほうが直感的に内容を理解できるので助かります。
例えば我々は漢字を知っているので、中国語を見ても「なんと無く…ざっくりだけどこんな意味かな?」って理解ができるみたいな…そんな感じです。
社会はちょっと幅が広い…
社会と言っても地理、公民、歴史と範囲が広いのですが、まず間違いなく公民は勉強しておきなさい!
社会の仕組みの基礎の基礎みたいな内容になります。中学校程度の公民の内容を押さえて置かないと…恥ずかしい思いをします。
地理は知っておいたほうがいいですが、まあ日本地図と世界地図くらいが理解できてればいいんじゃないでしょうか?どこに何県があるとか、フランスはヨーロッパの一部だとか…その程度でもいい気がします。
もちろん仕事によってはもっと深いことも必要でしょうが、私の知る限りではどこが桃の生産日本一か?は知ってますが、使ったことはありません!
そして歴史…世の中には歴史好きが多く、アイスブレイクに最適です。
特に年配の人なら歴史になぞって話をされる人もいらっしゃるので知っておくととりあえず「おっ、やるな」的な見られ方をします。
だが敢えて「知らない」ほうが教えてあげたい欲求の強い方もいるので一概には必要とは言えません。
理科は…いらないかな?
最後は理科。
…いらないかな?化学分野、生物分野ともに日常的にはほとんど使うことはありません。かなり専門性が高い内容なのでどうしても使うシーンは限定されます。
今までに使って来たものを強いて言うならば…いや、思い浮かばないですね。
何か思い出したら追記します!
義務教育までの内容はやっぱり必須!
中学校までの知識で構いません。やっぱり社会人になってから使える知識は学校で習得可能です。
学校の先生は「社会に出るとこういうところでこの知識が必要になるから、しっかりと理解するように!」となにがどこで役立つのかを教えてくれてから授業に入れば、もう少し子どもたちも勉強に興味を持つのかもしれませんね!
多分に私の個人的な見解が含まれてますが、社会に出て役に立つ「学校で習うこと」でした!