それってただの愚痴では?主張していることの真意は?
日本人は自分の意見を言わない民族だと言われてきていましたが、昨今はかなり自分の意見を主張する人が増えてきたと思います。
これ自体は非常に良いことです。闊達な意見交換は新しいものを発見することにもつながりますし、改善スピードが上がることも期待できます。
でも注意が必要なのも事実です。
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で、何が言いたいの?
自分の主義、主張を訴えることは当然のごとく、他人が居合わせる場で行われます。
つまり「あなたの考え方と私の考え方は違う!」ということを真っ向から伝えるということでもあります。
このときに大きなミスを犯す人がいます。
それは「ただ、相手の意見に対して拒否感を示すだけのために主張する」ということ。
自分の主義を持つことは大切なことですが、それが例えば会社なら「会社が求めることに合っている」ことが前提条件となります。
いくら主張しても会社が求めていないならそれは間違いであり、それを押し通すなら誰にも迷惑かけないように自らが起業した方が早いのです。
残念な人は主張するのですが、だからといってそれに代わる代替案を用意することもなく主張してきます。
つまり「でも、だって…」と愚痴っているだけなのです。
またこういう人の多くは保守的で「現状維持」をこよなく愛しています。
しかしながら、刺激を求めているような振る舞いをすることも…こんな中途半端な気持ちなので、「言いたいことは言うが、何がしたいのかは決まってない!」というような宙ぶらりんな主張をするにとどまるのです。
自分の意見は強く持とう!
全ての発見、主張が通るわけはありません。
しかし、だからといって意見を持たずにたださわいだところで周りからは「だったらどうしたいの?」としか思われません。
わがままを言って、愚痴っているだけ…そう思われないようにするには場当たり的な回答ではなく、自分が本当にどうしたいのか?を考え、それにつながる代替案を準備しておくことが大切です!