ベルが鳴ったらヨダレが出る…仕事のパブロフ化は要注意!
「時間がない…」「あれもやらなきゃいけない…」と業務に追われている人たち。
日々、処理しきれないほどの業務が舞い込んでくるということなんでしょう…仕事がないよりは全然羨ましい状態です。
しかし、そんなに舞い込んできている訳ではないのに追われている人もいるのが事実です。
それはどういうことなんでしょう?
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パブロフ化している
「なんでこんなに時間がかかったんだろう…」と振り返ってみてもよくわからない。
こういう時に多くの人が自分の仕事の処理スピードが遅いことを原因と考えます。
「この作業でいつも手間取っているから考えなくては…」
こう考えることが問題ではないのですが、その前にこの質問に答えてください!
「あなたはその作業だけに集中していましたか?」
この質問にYESと答えられた人は自分の作業スピードアップに取り組みましょう。
会社というのは自分の作業だけに集中して取り組めないことがあります。
急に先輩から仕事の依頼をされたりすることやお客様から予期せぬタイミングで依頼があったりもします。
これらはしょうがない事象で避ける事はできません。むしろお客様からの依頼なら喜ぶべきです!
問題は「自分自身が集中を切らせてないか?」ということです。
何かの作業をしている時に「あっ!あれもやらなくてはいけなかった…」と思い出す。すると今やっている作業を置いて、そちらをやり始める。
作業中に「ついでにこれもやっておこう」と予定していなかったことをやり始める。
これらは「思い出した時にすぐにやる」と文字にすれば聞こえはいいですが、そんなことをしていると集中できません。
また作業に戻った時に「え〜っと、どこまでやったんだっけ?」と確認する作業が出てしまう…つまり無駄な時間が増えるのです。
このように飛び込んできた仕事に反射する…パブロフ化が自身の集中力を削ぎ、作業の長時間化を引き起こす原因なのです。
どうせパブロフになるなら…
やらなきゃいけないことを思い出したり、飛び込んできた仕事だったりというものに対して「今の作業を中断してまでやるべきか?」と反射的に考えるようになればいいのです。
中断してまでやらなくても良いのならメモに忘れないように書いておく…これだけでかなり変わってくるはずです。