Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

いつも不満足な感覚になるのはあるひとつのこだわりが原因だ

なんだか物足りない…

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毎日の生活の中で「なにか物足りない…」と感じている人はいないでしょうか?何をやってもちょっと足りていないような、でもだからといって何が足りていないかはわからない。そういう感覚になっている人はおそらくあるひとつのこだわりが大きな原因だと僕は考えています。

それについて書いておきましょう。

 

こだわりとは?

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物足りないという感覚はその言葉の通り、「足りてない」「達していない」と言えるでしょう。つまり「自分が思っているレベルには足りてない、達していない」ということです。

ここで大切なのが「自分が思っているレベル」の問題です。自分がかなり期待を持っていると「こんなものか」という感覚になり、あまり期待していないと「大満足だ」という感覚になります。これはみなさんも容易に想像できると思います。

友達から「あそこのラーメン美味しいよ」と聞かされて実際に行ってみるとそうでもなかった…これも「自分の『美味しいラーメン』のレベルに達してなかった」だけであり、「友達の『美味しいラーメン』のレベルには達していた」という事実なのです。

 

つまり自分の思い次第で満足にも不満足にも取れるということです。おそらく普段不満足、物足りないと感じている人は「完璧主義」な人が多いのではないでしょうか?最初から高いレベルのものを求める傾向にある、そういう人はやはり「自分の思いのレベル」と「実際の結果」のギャップを感じやすくなりますよね。

 

ここで考えなくてはならないのは、そのギャップをどういう風に捉えるかです。ギャップを感じた時に「こんな普通のラーメンを美味しいというなんて○○は味覚がおかしいのではないか?」と外向きに考える人、「○○が美味しいといっていたラーメンだけどそう思わない自分の味覚がおかしい?」と内向きに考える人…ちょっと極端な言い方ではありますが外と内の2パターンに分かれます。

外向きに考える人はだんだん他人のいうことを信じなくなり、内向きに考える人はだんだん自分に自信がなくなってきます。

 

内にも外にもいかない!

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正しい行動は「ありのままを受け入れる」ということです。不完全を受け入れる心を持つということが大切なのです。

「友達が美味しいと言ったラーメンがそこまでではなかった」ただそれだけです。誰を責めることはないですし、もちろん自分を責める必要もありません。

今回の例はラーメンの話でしたが、これはどんなときでも同じです。仕事がうまくいかないとしても最初に自分がどの程度のレベルを意識していたかで大きく変わります。失敗すると自分を責める人もたくさんいますが、やるべきことをやらずに失敗したのなら自分を責めるのもわからなくはないですが、やれるだけやっての失敗ならそれは「成功のための訓練」みたいなものです。振り返りは必要ですが自分を責める必要はありません。

 

完璧なものを求め過ぎるのではなく、起こったことをありのままの姿で受け止める。そうすれば満たされた感覚になるでしょう。