【関東・関西圏の方 必読!】iPhone6sユーザーがiPhone SEに買い換えると通信速度の面でマイナスになる可能性あり!(山口県は関係なしorz)
*2016年7月23日 記事修正しました
ついに発表されましたね!iPhone SE。4インチiPhoneの使い勝手の良さからずっと5sを利用していたユーザーからは一気に買い替え行動が起こるのではないか?と思われます。
価格も5万円台からとiPhone6sと比較しても2~3万円も安いので「あそこまで高機能でなくても…」と考えているなら検討の余地はあると思います。
では、現在iPhone6またはiPhone6sを持っている人はこのiPhone SEは「買い」なのでしょうか?
iPhone6sユーザーはちょっと待った!
まずこれが一番大きなポイントです。
「iPhone6/6sで大きすぎて困っている」「もうすこし小さいサイズでもかまわない」「iPhone5がそろそろ寿命を迎えそう…」
このいずれかに該当することがiPhone SE買い替えの大前提です。
その上で「本当に買い換えるべきか?」という視点で考えていきましょう。
サイズはご存知の通り4インチとなり、重さも約30g軽くなります。画面サイズから考えてiPhone6/6sはわずか30g程度しか変わらないんだといAppleの技術にも驚くところですが…ただ大きさが大きいiPhone6/6sは重量が分散しているからか、iPhoneSEよりも軽く感じます。
そして実は…iPhone6と6s、SEではすごくわかりにくい違いだけど、実はとても大きな違いがあるんです。
iPhone6sからはLTE-Advancedという通信規格対応に変わっています。これはドコモやau・SoftBankの大手各社が複数持っているLTE回線を、通常1つずつしか使えないところを2つまとめて使うことで単純にいうと倍のスピードで通信ができるようにするという技術です。キャリアアグリゲーション(CA)とも呼ばれています。 ドコモの通信回線網でいうところの「PREMIUM 4G」というやつです。格安SIMのほとんどがドコモの通信回線網を利用しているのでドコモを中心で話を進めていきます。
iPhone6s以降のiPhoneに搭載されているこのLTE-Advancedという通信技術。
iPhone6からiPhone SEに変わった場合、元々iPhone6はLTE-Advancedには対応していないので使用していての通信速度の違いを感じることはないでしょう。しかし、iPhone6s利用者は場所によってはキャリアアグリケーションの恩恵をうけることができなくなり、「あれ?なかなかつながらない…」なんて感じることがあるかもしれません。
サイズ感がお手軽なサイズになったのに肝心の通信が遅い…ではちょっと本末転倒な感じもしますよね?
悲しいかな…田舎は関係なし!
ここまでいろいろと通信方法の違いについて書いてきましたが、実は田舎ではほとんど関係ありません!ちなみに田舎って言ってもどこのあたりまでを指すのか?という話になりますが、正確に言うと「関東と関西の一部以外では」という感じですかね…ドコモのPREMIUM 4Gはまだ対応エリアが狭く、関東圏なら大きな範囲でその恩恵を受ける事ができるのですが、それ以外のエリアではまだまだLTEはシングルでの通信が一般的です。
つまり、私が住んでいる山口県ではiPhone6sユーザーもLTE-Advancedの恩恵を受ける事がないのです。良くも悪くも波が立たないのが山口県クオリティ…orz
いつの日か使える日が来るかもしれませんが、使えるようになる頃には間違いなく新しいiPhoneも発売になっているでしょう。
ならば今、CAに対応していないからと購入に二の足を踏む理由はありません。純粋にiPhoneSEがほしいかどうかでしょうね。
あと考慮すべき点はフロントカメラの画素数が120万画素だということ。セルフィーする人をなら致命的な部分かもしれませんが、私はセルフィーをするほど人にお見せできる顔ではないので全く関係ないですね〜!
結構どこでも取り上げていない「通信規格」という点はでiPhone SEについて書いてみました。
関東・関西圏にお住まいでiPhone6sをご利用の方はiPhoneSEへの買い替えはお控えください。
(そもそも6sからの買い替えメリットはほとんどありませんからそんな人はいないかもしれませんが…)