「だいたい」「おおよそ」ではなく具体的な数字で表そう
あなたは数字に強いですか?
photo credit: josef.stuefer via photo pin cc
みなさんは物事の尺度を計るとき、ちゃんと「数字」で答えていますか?「だいたいこれくらい・・・」とか「おおよそこれくらい」なんて表現をしているんじゃないでしょうか。
相手に正確に伝えるためにはより具体的な表現をするほうがいいのは間違いありません。そして「まさにそのもの」をさすことができるのが「数字」なんです。
数字の持つ意味はただ一つ
photo credit: horizontal.integration via photo pin cc
「だいたい」と聞いてあなたはどれくらいをイメージするでしょうか?この尺度は人によってバラバラのはずです。
しかし、数字があらわす意味は「ただ一つ」です。30と言えば30という意味しかありません。100と言えば100です。それ以上もそれ以下もあらわすことはできません。
実際の生活ではどういう風に数字を使っていくのかちょっと例を出してみましょう。
【パターン1】
A:「○○くん、頼んでいた資料どれくらいできた?」
B:「だいたいできてますが、もう少ししたら大丈夫です」
【パターン2】
A:「○○くん、頼んでいた資料どれくらいできた?」
B:「□□までできたので7割ですかね。残りは2日もあればできます」
ちょっとオーバーすぎるかもしれませんが、どちらが安心して任せられるでしょうか?やはり具体的に数字を明示しているほうが安心できると思いませんか?
報告・連絡・相談は数字をしっかりと!
photo credit: Alan Cleaver via photo pin cc
社会人となると上司への報告・連絡・相談というものの重要度が大きくなってきます。その際には必ず「数字」をしっかりと伝えましょう。
報告する本人は状況や背景を理解しているのである程度大雑把でも理解できますが、上司はその背景などはわからないので「どういうこと?」と疑問が出てしまいます。最悪、「君の報告はよくわからない」という判断をされてしまいかねないのです。
より具体的に相手に伝えるためにも「数字」に対しては敏感に対応していきましょう。