正論を言っていると思っているが実はワガママ言っているだけというケース
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社会という場は本当にいろんな人がいます。
それは尊敬できる人からそうでない人まで本当様々…年齢は関係なく、若くても尊敬できる人は尊敬できます。
そんな中に「正論」をただ言うという悪行を平然としている人がいるのです。
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その正論は誰得?
そもそも正論というのは非常に難しいということを理解しておかなくてはなりません。
誰が見ても「正しい」ということはなかなかないというのが実情です。
例えば犯罪などは誰が見ても「良くない」と言えるでしょうが、仕事のやり方や捉え方は「そういうやり方もあるなぁ」ということもあります。
実際にそういったちょっと違ったやり方から新しい方法が見つかり、全体の生産性があがるなんてこともあり得ます。
問題は自分の中の正論は誰が見ても正しいと頑なに人に押し付けてくるケースです。
「これはこうなるのが当たり前だから、そのやり方はおかしい」
「私はこう考えているからそうしてくれないと納得いかない」
こういったことを平気で言っている人がいます。
この人にとってのはそのやり方が正論であり、揺るぎないものであることは結構です。
だからと言って全てのことが自分の正論通りに進む訳もなく、またその自分の正論が会社が求めているものと違えば、それは正論ではなくなります。
そう、正論ではなく、ただの「ワガママ」になるのです。
自分の考えを押し通そうと子供のように騒いでいるだけ…周りから見るとなんとも幼稚で情けない姿でしょうか?
そういう姿は「この人は自分のことしか考えてないんだなぁ〜」という印象を与え、周りは面倒なのでなるべく触れないようにしたりと距離をあけていくでしょう。
場に合った正論を!
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正論を言うことは悪いことではありません。時には自分が考える正論を戦わせることも必要です。
ただし、あくまでその正論が「会社の求める方向性」と同じであることが前提で、その部分をしっかりと把握した上で発言すべきです。
特に年齢が高い人や社歴が長い人がこの手の「ワガママ」を言っていると後輩は会社の将来を悲観することになってしまうかもしれませんね…