仕事のモチベーションは人それぞれ違うけど、自分と違うことは問題ではない!
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あなたの仕事に対するモチベーションはなんでしょうか?
いろんなものがあると思います。また同じものでも捉え方が違ったら、やはり別のものになったりもします。
そんなモチベーションの源泉についてちょっと考えてみました。
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人それぞれあるのは当然!
モチベーションとはそもそもなんなのか?
・モチベーションとは、人が一定の方向や目標に向かって行動し、それを維持する働きを意味し、「動機づけ」「やる気」とも呼ばれ、人間の行動がいかにして始動し・方向づけられ・維持され・停止していくのか、そしてこれらが進行する過程でどのような反応が人間有機体の内部に生起するのか、を説明するのに考えられた概念であるとされている。
簡単にいうと人間の行動の動機づけの部分だということです。
何をするにもモチベーションというのは必要であり、このモチベーションの質によって成果も大きく変わるのが事実です。
では、モチベーションの源泉には何があるでしょうか?
分かりやすいもので言えば「お金」と「名誉」ですね。
やればやるほど給料が上がる…このことにモチベーションを感じる人がいます。
また、「役職」や「評価」にモチベーションを感じる人もいます。
これら二つの要素は共にシナジーしています。
役職が上がれば給料が上がる訳です。ともなって評価が上がる…つまり、今の状況を変えるには「評価が上がることだけに注力する」ということになります。
非常に分かりやすい!営業なら目の前の売上にだけ注意しておけばいいのですから…
しかし、最近はこのことがモチベーションにならなくなっています。
よくよく「ゆとり世代は物欲や出世欲がない」と言われますが、お金や評価がモチベーションになるという考え方しかなければ物欲がない、出世欲がないことはモチベーションの観点から見てもマイナスしかありません。
しかし、最近はモチベーションの源泉が「何かの役に立つこと」という社会貢献などである人も非常に増えています。
しかしこのモチベーションの源泉には落とし穴があります。
「これをやったからこうなった!」というのが非常にわかりにくい!なのでモチベーションを維持し続けることが意外と難しいのです。
そのため、モチベーションの波が生まれて仕事への意欲も落ちてしまう…
ここでの大きな勘違いは「物欲や出世欲がないからモチベーションが上がらない」のではなく、高い志はあるが自分の現在地が今どこなのかわからないことによるモチベーションダウンなのです。
だから仮に自分とは違うモチベーションであってもなんら問題はなく、否定するべき点でもありません。
現在地を教えてあげよう
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迷っているだけの状態なので、現在地を教えてあげればいいのです。
または道標となるものを提示してあげる…それで充分です。
無理やり自分の考えるモチベーションの源泉に興味を持たせようとしても抵抗されるだけで無意味なのです。
どんなことを伝えてあげればその人にとっての道標になるか?これを考えてあげることが上司の仕事であり、役割なのです。