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iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

ChromeからFirefoxに一時乗り換え中の僕が設定したFirefoxスピードアップのすべて

photo credit: Van_PC via photopin cc

先週くらいですかね…ブラウザをChromeからFirefoxに一時乗り換えて使っています。
別にChromeにまったく問題があったわけではないのですが、我が社専用の原稿入稿システムがFirefox限定仕様となっているため、ChromeFirefoxの両方を開かなくてはならないという状況を改善できないか?と考えて実施してみたのです。

 

しかしFirefoxに変えて一番ストレスを感じているのが「ページを開くスピード」です。
今までChromeを使っていたのですごく感じるのですが、やはり体感的にページを開くスピードがFirefoxは遅い…そこでちょっとスピードアップのためにいろいろやってみることにしました。

 

すべては自己責任でお願いします

先にお伝えしておきますが、今回の設定はプロファイルというFirefoxの根幹とも言えるファイルの設定を直接いじります。なので環境によっては効果が得られない、またはFirefoxが動かなくなった!という弊害が出ることも考えられますのですべて自己責任でお願いします。

プロファイルを設定する。

それでは早速プロファイルの設定をしていきましょう。プロファイルの設定をするには上のアドレスバーに「about:config」と入力してエンターを押します。パソコンによっては「この設定を変更すると重大な問題が起こる可能性がありますが変更しますか?」的な警告が出ることがありますが「はい」と押して進みます(くれぐれも自己責任でお願いします)

すると上の画像のような画面になりますので検索バーから以下の文字列を検索し、設定をしましょう。

  1. 「network.http.pipelining」と検索して「true」にする

  2. 「network.http.proxy.pipelining」と検索して「true」にする

  3. 「browser.cache.memory.enable」と検索して「true」にする

上のかっこ内の文字列をコピペすると楽なのでご利用下さい。おそらく最初は「false」になっていると思います。それをダブルクリックすると「true」に変わります。

 

そしてもうひとつ。これは検索しても出てこないので新たに設定を作成します。

検索バー以外の場所で「右クリック」→「新規作成」→「整数値」を選択。設定名を「browser.cache.memory.capacity」と入力。
数値はパソコンに搭載してあるメモリが1GBの場合は「16384」、2GBの場合は「32768」、3GBの場合は「49152」、4GBの場合は「65536」と入力。

 

以上で設定は終了です。
僕の場合ですがこれで体感的には1.5倍くらいページを開くスピードが上がったように感じます。もちろんまだまだ実証が足りないのでこれからもっといろんなページを開いてみないとわからないというところはありますが…

 

ブラウザ選びは重要なアクション

photo credit: zipckr via photopin cc

パソコンに詳しくない人はほとんど迷わず「Internet Explorer」を利用しているでしょう。なんといってもWindowsを購入すれば必ず入っていますから…日本は本当にこのへんが無頓着というか、欧州ではWindowsをインストールする際に「どのブラウザをインストールしますか?」とブラウザを選択することができるのです。

これはOSを提供しているMicrosoftにブラウザまでも独占されないようにというその他のブラウザを出している企業の訴えから始まったものです。

日本人はその辺をまったく意識しない人が多いのでしょうか…このへんがよくネット界隈で言われる「情弱/情強」を生むポイントなのではと僕は感じていますが。

 

普段何気なくインターネットを見るという人もブラウザまで意識が回っていない人が多いのも事実です。しかし毎日見るものだからこそ少しでも快適に使えるようにすることは大切です。

今まで意識して来なかった人もぜひ主要なブラウザのFirefoxChromeくらいは使い比べてみてもいいんじゃないでしょうか?

 

しかし、我が社の入稿システムが早くChrome対応してくれないかなぁ…(-_-;)