ガラケー2016年に生産終了!のニュースを見て思ったことをダラダラ書いてみる
先般こんなニュースが入ってきました。
ガラケー生産終了:2017年以降に生産終了となるガラケー、以降は「ガラホ」に統一 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト
日本独自の進化をしてきたガラパゴス携帯こと「ガラケー」が2016年に生産終了となるというニュースです。
このニュースを見て感じたことをちょっと書いていきます。
生産終了する必要はあるのか?
日本の携帯電話が特殊な進化をしてきたのは、年に何回も開催される新機種発表のせいだと僕は思います。
日本の生産技術の高さなのかもしれませんが、1年に3回くらい新機種発表があり、その度に何かしらの変化をつけた機種の発表が必要でした。
そのため、「カメラがついた」「ワンセグがついた」「赤外線通信がついた」という風に機能が付加され…日本独自の進化、ガラパゴス化したのでしょう。
今回のガラケー生産終了はメーカーが「新機種には新機能を付加しなくてはならない」と考えているのならニュース記事にあるように重荷だと思いますが、別に新機能は必要ないのではないでしょうか?
ガラケーユーザーのほとんどが「シンプルな機能で使い方が今まで通りでわかりやすい」ということが利用するメリットだと考えているはずです。
例えば高齢者の方々は使い慣れたものが一番わかりやすく、そのため壊れたら同メーカーの同じ商品を使い続けるなんてことも珍しくありません。
もっと若い世代でガラケーを使っている人はスマホを使えないわけではなく「必要ないから使わない」という人たちなので、こちらも同様に壊れたらガラケーを再び購入するはずです。
つまり、現在ガラケーを利用している人の多くは新しい付加機能なんて必要なく、ただ純粋に今の機能を安定して供給してくれることに期待をしているのです。
変わらず続くものであってほしい!
傘って何年もあの形から進化をしないですよね?傘の機能はもうあれで充分であり、いろんな付加機能をつけたものもありますが、基本的な構造と構成は変わらない…ある種究極の機能美とも言えます。
ガラケーもそうであっていいのではないでしょうか?
ガラケーに付加価値を求める人はスマホを利用すると思います。つまり、ガラケーはすでに究極の機能を持った構造品であり、これからも末永く使われていくものではないでしょうか?
2016年で生産終了…つまり、その後は壊れたら在庫品か中古品しか手に入らないということ。ガラケー利用者の方は今自分が使っているガラケーを何台か買っておくというのもありかもしれませんね!