Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

目標設定に必要なことは考え方でもテクニックでもなく、たった一つの感情じゃないか?

photo by karola riegler photography

目標達成や目標自体の設定にはボトムアップトップダウン、どちらで考えるかというところですが、どちらもも一長一短あると思います。

今回はこのボトムアップトップダウンについて僕なりの所感を書いていきたいと思います。

トップダウン思考だったが…

僕の人生を振り返って考えてみると、僕は「トップダウン思考」です。僕の例ですが、目標ありきで進路を決断してきました。

中学の時に、先生という職業になりたい!と考えた僕は、どうしたら先生になれるか?と考えてその後の進路を決めました。紆余曲折あり、学校の先生にこそなれませんでしたが、塾講師という「教える仕事」には就けたので満足でした。

 

その後、塾講師の仕事を辞めた時です。

それまでトップダウン思考だったので「目標ありき」で行動していたのですが、どうしたい?っていうのがはっきりしていないままに辞めてしまったので「これからどうしよう?」ととても不安になりました。

職安にも通いましたし、適職診断とかもたくさんしました…何回やっても「教師」になるというジレンマもありました。

このまま「何がやりたいか」を考える時間だけではいけないと思い、「とりあえずその時考えついたことを踏まえて…」と面接を受けたのが今の仕事との出会いです。

 

仕事に就いてからは「1年後こうありたい!」という目標を再び設定することができたので行動も決めやすく、そこに向かってまっすぐやるだけだったので正直気持ちは楽でした。

この感情は今も変わらず、「こうなりたい」「こうありたい」というものが行動指針になっています。

 

ボトムアップ思考の人はどうでしょうか?
最近「こうなりたい」というものを持っていない人が多い気がします。

「どうなりたいか?」と質問をしてみると「ほどほどに…」という回答が多かったりします。

なんか…いい子が増えたのかな?謙遜や遠慮する姿勢からか「自分の野心、欲望みたいなもの」を出さないんですね。

こういう考え方の人はボトムアップ思考の人が多い気がします。どこに向かっているかはわからないが「やらなくてはならないこと」はやる…結果的にはやっているので何の問題もないのですが、「楽しいのかな?」って思ってしまいます。

 

もっと勝手でもいいのでは?

photo by jaythebooknerd

ちょっとボトムアップとかトップダウンの話からは脱線している気もしますが、いい子でいることだけではなく、たまには自己中になってもいいと思います。

僕は、勝手な考え方から「こうしたい!」という欲望が生まれ、そこから目標が生まれると考えています。

変に気を使ったり、合わせたりしているとこの「勝手さ」がなくなってしまい、結果として目標ができなくなってしまう。だからトップダウンで行動を決められず、やらなくてはならないことをただやるだけになってしまう。

わがままさは行き過ぎは良くないですが、必要な感情の一つであることは間違いありません。