できるかできないかではなく、やるかやらないかで考える
あなたはどうでしょうか?
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何か新しいことを始めようというときに「でも、自分には…」とか「…だから無理だよなぁ」とできない理由がまず先に出ていませんか?
こういう人はよくよく見てみると回りに結構多くいます。僕のまわりにもたくさんいます。でも、言っている本人たちは気づいていないのです。
臆病なだけ
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こういったまずできない理由を発表するタイプの人は「傷つきたくない臆病な人」なんだと思います。やる前から「できないかもよ~」と周囲にPRしておくことで、仮に失敗したとしても「ね!できないって言ったでしょ」という保険をかけているのです。
臆病というと言葉が悪いかもしれませんが、言い換えれば「慎重である」とも言えます。リスクを事前に回避する能力があるともとれるのですが、あまり行き過ぎてしまうと何もできなくなってしまいます。
僕は慎重になることは大切だと思いますが、「できない理由」を探すのではなく「やらない理由」を探すようにしています。
迷いが生じたときには「いま、これをやらなかったら自分は後悔しないのか?」「なぜこれをやらないのか?」という疑問を自分にぶつけるようにしています。
似ているように思うかもしれませんが、「できるかできないか?」といった結果にフォーカスするのではなく「やるかやらないか」というまずは初動にフォーカスすることで結果で物事を判断しないようにしているのです。
結果がすべてではない
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多くの人が無駄をしたくない、失敗したくないと考えるでしょう。これは当然のことです。誰も失敗したいとか無駄をしたいと思って失敗するわけではありません。
でも結果ばかりにこだわるのではなく、仮に結果が失敗だったとしてもその過程で経験したことは必ず無駄にはならず、次の似たような体験の時には力になるはずです。
もしやれる環境や時間があるのに失敗が怖くてやらないというなら、それは非常にもったいないことです。
「失敗は大いにしなさい」という言葉がありますが、失敗するためにはその「初動」が大切です。つまりチャレンジしない限りは失敗はないのです。
一歩踏み出す勇気、傷つくことへの覚悟を持って何事にも取り組むべきだと、僕は考えています。