年齢が高くなると2種類に人は分かれるんだなぁと思った話
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みんなどんどん歳をとります。もちろん僕もです。僕だけが歳を取らないなんていう裏技はありません。
そんな折に周りの人を見てみると「昔は…」と思うような変化を遂げた人もいます。
僕の見立てではその変化の形は大きく分けて2種類になると思います。
角ばる?丸くなる?
イメージでいうと「角ばる」か「丸くなる」のいずれかです。
その特徴をまとめてみましょう。
まず「丸くなる」人。
物腰や人当たりなど全てにおいて柔和になり、受け止めてから話すような感じです。
こういう人はいつも微笑んでいるような感じでしわっぽさも少ないのが特徴です。
また、自分ができないことは素直にできないと言える心の素直さも併せ持っているので、周りからも自然と助けたくなるような存在です。
それに対するのが「角ばる」人。
基本的に「自分の意見、主張」を前面に出します。
相手の立場や環境は顧みず、まずは自分の話を聞いて欲しい!自分の正当性を認めて欲しい!とガンガン主張します。
こういう人はいつも眉間にシワがよっている、または表情もどこか沈んでいるのでたるんだ感じの顔になるのが特徴です。
また、自分の弱いところを見せることに極端な拒絶反応を示すため、強がったりし、周りは自然と距離を置くようになります。
この2種類は顔を見ればすぐにわかります。
明らかに丸くなる人の方が表情は明るく、こちらも笑顔になる顔です。
角ばる人は「なんか言ったらまた言い返されるんじゃないか?」と思わせるような攻撃的な顔をしています。
年齢が高くなると何が変わるかというと、僕は「発言の重さ」だと思います。
同じことを言っても20代が言うのと40代が言うのでは与える印象が全然違います。
言葉だけでも重さが変わるのに、さらに表情まで重苦しい表情で話すと同年代ならいいですが、若い世代は萎縮してしまって話すことはできなくなります。
いつも丸く、時には角ばる!
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基本姿勢は何事も受け止めるという姿勢、つまり「丸くなる」を実施し、時には「角ばる」ことも大切…これが答えです。
こうやって書くと「結局バランスじゃないか!」と反論されるかもしれませんが、バランスではありません!
「丸くなることが前提で、さらに角ばることができるようになること」
が、正解です。つまりバランスではなく上乗せです。
自分ももう35歳…丸くなれるように精進しなくてはと日々思うところです。