職場へのスマフォ流入で気をつけたいこと
時代は一気にスマフォへ!
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昨日ドコモの2012年夏の新機種発表会がありましたね。今回は一気に16機種の新製品が投入されました。ちょっと前にはauから5機種の発表、そして今月末くらいにはソフトバンクからも新機種発表会が行われるのではないかという話になっています。
昨年より各社一気にスマートフォンを投入してきており、スマフォユーザーもすごい勢いで増えています。今回ドコモはお年寄り向けの「らくらくフォン」のスマフォ版「らくらくスマフォ」を投入、6000万人の回線契約者の内900万人と言われている高齢者層の買い替え需要を狙っていると、若者だけでなく高齢者へのスマフォ普及も広がる様相です。
身近なものになったスマフォですが、ビジネスシーンではその利用を意識しないと大変なことになってしまいます。
セキュリティ意識を身につけよう
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「自分のプライベート用の携帯で取引先とのやり取りをしている」
「自分の携帯へ会社アドレス宛のメールを転送している」
上のようなケースは多いのではと思います。セキュリティ意識が高い会社や情報漏洩のリスクが大きい大企業なら会社用の携帯を支給したりすることもありますが、中小企業ではあまり見られないのではないでしょうか。
ここで問題になるのは「使用者のセキュリティ意識の違い」ということです。セキュリティへの認識が薄い人からの意図せぬ情報漏洩…これが非常に怖いところです。
そして、より多くの情報を扱うことができるスマフォの場合はさらに高い意識が必要です。酔っ払って店に携帯を忘れてくる…喫茶店でちょっとトイレに行くのに携帯をテーブルに置きっぱなしで行く…ちょっとしたことかもしれませんが、こうしたことが大きな事件に繋がるきっかけになりかねません。
BYODへの取り組み
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こうした「社員が自分の端末(携帯・PC)を会社で業務利用すること」を「BYOD(Bring Your Own Device)」といいます。スマートフォンの広がりで持ち運べる情報量が急増している中、企業側のBYODに対する取り組み姿勢が重要視されてきています。
まずは個人個人が「自分の持っている端末(PC・携帯)には会社の機密と成り得る情報が入っている」という認識をもって利用することが大切だと思います。