苦手を苦手と言わずに正しく認識すれば苦手の克服は必ずできる!
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苦手意識ってみなさんありますよね?
物事すべて前向きに捉えられればいいのですが、そこは人間。どうしても苦手意識が出てくることがあります。
そんな苦手意識について、その属性をしっかりと分析して、対処していくことが意外と克服できたりします。
苦手意識を大別すると?
僕は苦手意識というものは大別すると2つに分けられると思います。
食わず嫌い
初めてが苦い経験
それぞれを見ていきましょう。
食わず嫌い
やったことがないことをやるという時に起こる苦手意識です。
「やったことがないことなのに苦手ってどういうこと?」と思うかもしれませんが、人はとても優秀な生き物です。
やったことがないことも、過去の自分の経験からおおよそのイメージを持つことができます。
そのイメージが自分にとっていいものではなく、それがやる前から起こる「苦手意識」となり現れるのです。
この苦手意識を消すためには「やってみないとわからない」ということを強く意識することです。
合わせて「やってみてイメージ通りだったらやめよう」といったある種の「保険をかける」ことも重要です。
イメージ通りだった場合に、そのまま続けていくと次にあげる「初めてが苦い経験」の苦手意識の種になってしまうからです。
「やったことがない」とはつまり「初めての体験」なので最初から無理をして悪いイメージを持つ必要はないと思います。
初めてが苦い経験
過去に経験があることを再びやる際に起こる苦手意識です。
初めてやった時の印象が非常に悪く、それ以降そのイメージを払拭できていないため、再び同様のことをやる時に起こる「苦手意識」です。
この苦手意識を消すためには「過去のイメージは誇大している」と認識することです。
人は大体が「大げさ」なものです。
「昨日喉に魚の骨が刺さって死にそうになったよ!」とか言いますが…まあ、死なないでしょう。
過去に起こった、特にマイナスな事象を人は大げさに覚えており、それがこの苦手意識を生み出しているのです。
実際にやってみると「あれ?思ったよりも…」みたいな体験をしたことがあるはずです。自分が思っているよりも大事ではないと考えることが大切です。
苦手意識は克服できる!
プライベートなことなら苦手と感じたことに対してすべて立ち向かっていく必要はありません。嫌ならやらなければいい。
ただ、仕事においては苦手な業務も仕事として割り振られているならやるしかない。しかも苦手だからと嫌々やっていると、手直しややり直しが発生して大変なことになります。
苦手なことを「自分は苦手だから…」と距離を置くのではなく、分析して立ち向かうことがビジネスにおいては求められると考えています。