もう1年…10月5日はスティーブ・ジョブズの命日
今日で1周忌
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10月5日はアップルの元CEO、スティーブ・ジョブズの命日です。昨年のこのころ、iPhone4Sが発表になり「4SのSはスティーブのSだ」なんて騒ぎもありましたよね…彼の偉大な功績は今の社会に大きな影響を与えています。
スティーブ・ジョブズがもたらしたもの
社会的な変化は各所でまとめたものなどがあるでしょうから僕は身の回りの変化について書いてみます。
まずマッキントッシュというパソコン、彼は世界で始めてマウスを使って操作するパソコンを創りあげました。それまでのパソコンは直接命令文を入力するというもので直感的な操作には向いていませんでした。
このマウス操作を真似してできたのがWindows。シェアこそは取れませんでしたが彼が開発したものが世界的に認められたということです。
Windowsが発表されたのは僕が中学生のころだったと思います。それまでパソコンに見向きもしなかった人たちが急に身近なものに感じ、買い始めるという変化を見ました。
またiPhoneのようなスマートフォンについても同様です。昔からスマートフォンのような電子端末はあったのですが、大きかったりとなんだか難しそうな印象が強かったのです。しかし、iPhoneは誰もが直感的に使えるように機能を整理している。そしてボタンまでも必要最低限まで減らしたといった工夫が今のスマートフォンの普及につながっているのではと思います。
2年前はスマートフォンは珍しいもの、一部のガジェッターしか持ってないという印象。1年前は周りにまだまだガラケーを使う人が多かった。今ではガラケーのほうがめずらしいという風に劇的に周辺環境も変わってきています。
僕の周りで一番の変化をもたらしたのはiPadではないでしょうか。妻のお父さんはパソコンで調べ物をするのが好きな方です。そのパソコンがよく不調になり、インターネットがつながらないなどさまざまなことで僕が何度か修理に行ったことがあります。
ある日パソコンもかなり古くなったので買い換えようかという相談をされたときに「その使い方ならiPadで充分ではないですか?」というアドバイスをし、そしてiPadを購入することにしました。最初は「新しいものなんで使えるかどうか不安」という話でしたが購入して10分もしたらまったく問題なく使っていました。
年配の方でも10分もしたら使えるようになる…そのシンプルさがiPadの素晴らしい点だと思います。
とことんまでやる!
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ある日開発チームがiPhoneの試作機を作ってスティーブ・ジョブズに見せたらジョブズは水の中にその試作機を落としたそうです。そして気泡がポコポコと出てくるのを見て「ほら、まだ空気が入っている。それだけ隙間があるってことだからまだ小さくできるよね?」と開発チームに言ったそうです。
とにかく妥協はしない、とことんまでやる。この姿勢が革新的なものを創りだすためには必要なことでしょう。
現代に大きな影響を残したスティーブ・ジョブズ、心からご冥福をお祈りします。