インターネットを見るためにはブラウザというのを使っているんだけど知ってる?
ブラウザの存在
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周りのパソコン関係に疎い人たちは「インターネット」と言ったら迷わずInternet Explorerを開きます。まあ、Windowsパソコンなら仕方がないことかもしれません。
しかしインターネットを見るためのアプリである「WEBブラウザ」には種類があり、それぞれに特徴があることを知れば、自分の使い方にあったブラウザを選べるかもしれません。今日はちょっとそれについて書いてみましょう。
3大ブラウザを知ろう
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ブラウザの世界の3大シェアであるInternet Explorer、Firefox、Google Chromeですが、何が決定的に違うかというと「レンダリングエンジン」です。
WEBサイトはすべてHTMLという言語で記述されており、それをパソコンの画面上に表示するためにレンダリングエンジンを使って翻訳しているというとわかりやすいでしょうか…その翻訳の仕方がそれぞれ違うということですね。
Internet Explorer
省略してIEと呼ばれるこのブラウザはMicrosoftが開発したものなのでWindowsには最初からインストールされています。Windowsユーザーが圧倒的に多いので「インターネット = IE」という図式ができているのでしょう。
レンダリングエンジンにTridentというものを使っており、大体のWEBサイトはこのレンダリングエンジンに対応するように作られているので一番制作者が意図したとおりに表示してくれるブラウザとも言えるでしょう。
ただし、前述したとおりパソコンに疎い人もよく使うブラウザなのでこのブラウザの脆弱性を狙ったウィルスもよく出回っているというのも事実です。
また、他のブラウザよりも表示速度が遅いとも言われています。
Firefox
Mozillaという会社が開発している無料でダウンロードできるブラウザです。特徴としては拡張機能(アドオン)という後から自分の好みに合わせて機能を追加できるという点です。アドオンはIEでも使えるようになりましたが、Firefoxのほうがさまざまなアドオンがあるため用途は大きいでしょう。
またIEでも標準になりましたが始めて「タブ」という機能をつけたのもFirefoxです。昔は別のページを開く度に新しいウィンドウが開いていたのですが、一つのウィンドウ内にタブで切り替えれるようにしたのはFirefoxが最初です。
レンダリングエンジンにGeckoというものを使っています。シェア率も高く、IEよりも表示速度が早いという特徴もあります。
次世代ブラウザ Firefox — 高速・安全・カスタマイズ自在な無料ブラウザ
ダウンロードページ
Google Chrome
Googleが作ったブラウザです。特徴としては一番最近出てきたブラウザなのでFirefoxのようなアドオンやタブといった機能はもちろん備えています。
またGoogleアカウントを持っていればどのPCに入れたChromeでも同じ環境(ブックマークや閲覧履歴など)で使うことができます。また今までIEのシェア率を抜くブラウザはなかったのですが最近ChromeがIEを抜いてシェア1位となったというのも有名な話ですね!
レンダリングエンジンにWebkitというものを使っており、表示速度が早いというのが特徴です。ただし、Chromeはメモリーというパソコンの「限られた作業領域」を大量に使うので古いパソコンではパソコン自体の動きが遅くなってくる可能性もあります。
Google Chrome - ブラウザのダウンロード
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オススメは?
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ではどれが一番良いのかというと…難しいですね。インターネットで「どのブラウザがオススメ?」と検索するともういろんな人がいろんなことを言っているので何が何やらわからなくなります。それだけ好みが別れるということですね!
僕の考えとしてはIEはちょっと選ばないかな…比べて見るとわかるのですが、やはり表示速度が遅いというのが印象です。
パソコンのメモリーがたくさんある、比較的新しいパソコンを使っているという人はChromeがオススメですね。パソコンに詳しくないという人はFirefoxがいいのではないでしょうか。
ネットサーフィンをよくするという人はその環境についてよく考えることでより快適なネットサーフィンができるようになるかもしれません。
ブラウザはほかにもたくさんありますので自分にあったものを見つけてください!