あなたは環境のせいにしていないだろうか?本当にしたいことは何?
自分のやりたいこととは?
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誰にでもやりたいことはあるはずです。しかし、日々の生活の中でその「やりたいこと」がブレてしまい、なんだか悶々とした日々を過ごしているという人もいるでしょう…僕もその中の一人でした。
では、なぜ「やりたいこと」がブレてしまうのでしょうか。
それは「環境のせい」です。多くの人が自発的に「環境のせい」にすることで「心のバランス」を保とうとしているのです。しかし、結果としてバランスを崩しているというのもまた事実です。
環境のせいとは?
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まず質問してみます。
「あなたが今、本当にやりたいこととはなんですか?」
多分この問いに答えられない人はいないでしょう。「○○な人間になりたい」といった回答でもOKです。
では、次の質問です。
「なぜ、それをやりたいのですか?」
この質問に「だって○○だから…」や「○○したほうがよさそうだから…」という理由が出てくる場合は、それは残念ながら「本当にやりたいこと」ではなさそうです。
これらの理由は周りの目や一般的な基準に照らしあわせて「このほうがよい」「こうするものだ」と言っているだけ、つまり「自分を取り巻く環境のせい」にしているのです。だから「本当にしたいこと」ではありません。「しなきゃいけないこと」だと思っているのです。英語で言うとwant toとmustはまったく別物ですよね?
本当にやりたいこととは「理由がない」ものなんだと思います。
例えば「今日はお好み焼きが食べたい」と思ったとしましょう。それに対して「なんでお好み焼きなの?」と聞かれたらあなたはどう答えますか?
「だって食べたいんだもん!」
これが正解でしょう。その時ふっと「お好み焼きが食べたい」と思ったその感情を言葉で説明するのは難しいでしょうし、そんな必要もありません。
このように「本当にしたいこと」というのは自分の内面から湧き出てくる感情で、環境を考えて決めるようなものではないのです。
自分のしたいことをやるために
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では、どうやって「本当にしたいこと」を見つければいいんでしょうか?
例えば自分が「変わりたい」と強く願っているなら、まずは自分の「弱い所」を全部書きだしてみてはどうでしょうか?
人は 「長所を言え」と言われるとなかなか言えないですが「短所は?」と聞かれると意外と答えやすいものです。みなさんも履歴書を書く時に「自分の長所」の欄ですごく困った経験があるはずです。
まずは「短所」を羅列する。そうすると、その反対が「自分のなりたい像」であるはずです。短所のひとつひとつをしっかりと吟味して「今一番取り組みたい」と感じたものから手をつけていけばいいのではと思います。