ネガティブはこじらせると大変!物事をポジティブに考えるために実施すべきたったひとつのこと
あなたは周りをみて「あぁ、あの人はこんなことが簡単にできるんだ」と感じたりしてますか?
他人とどうしても比較してしまい、自分を劣っていると勝手に思いこんでしまう。そして自らを「自分はこの程度の人間である」と決めつけ、成長を止めてしまう人がいる。止まるだけではなく逆行していく人もいます。
意識的に無意識に
基本概念ですが、あなたが周りの人を見て「すごい」と思うのと同様に周りの人もあなたのことを「すごい」と思っています。
こんな話をすると「そんな訳がない!自分なんて何の価値もない!」と反応する人もいます。
人は誰一人として同じ人間はいません。
そのため「同じ部分」だけを比較してみると確かにあなたは劣る部分があるかもしれませんが、その他の部分では勝る部分が必ずあるはずです。
人というものは「あることができる/できない」といった一部分だけでは判断できず、いろんな要素を含めて総合的に判断しているはずです。
例えば「服とかはいつもボロボロを着ているが、人への接し方や対応は非常に好感を持てる人」といった「どこかにマイナスがあってもそれをカバーするプラス要素」があれば人は「好評価」をするのです。
だから人ができることを全てできないからといっても落ち込む必要も、自分を蔑む必要もありません。
むしろ「自分ならではの強みがどこにあるか?」という点を見るようにしていくことが大切なのです。
強みなんてないという間違い!
では、そんな「強みを見つける」考え方や思考の習慣を身につけるにはどうしたらよいでしょうか?
理想は「意識しなくても無意識にプラス発想ができるようになる」ことですが、これはそもそもできてなかった人からすれば非常に難易度が高く、とてつもなく遠いゴールに見えます。
無意識にできるようになるためには「意識的に動くこと」が最も効果的です。
プラスの部分を少しでも見つける…人と比較して良い悪いではなく、自分個人が「良い」と感じるものでいいのでそこを見るようにするのです。
例えば割り箸を割ったときに、綺麗にまっすぐ割ることができた…「おっ!すごい」とわずかにでも思えたなら、それは「良かったこと」とカウントします。
こういった良かったことカウントの積み重ねが「自分の強み発見のヒント」だったりするのです。
割り箸を割るたびに綺麗に割る自分を見て「もしかして手先が器用な方なのかも…」という強み発見につながったりということが考えられるのです。
ずっと見てるから大きく感じる
人というのは「ずっと意識していると、そのものの本来の大きさよりも勝手に大きくとらえてしまう」癖があります。
最初はちょっと気になっただけのことが、ずっと意識していると頭から離れなくなり、気分が悪くなったり憂鬱な気持ちになる。
頭の中を空にするのは不可能です。
「空にしよう!」と意識すればするほど頭の中はそのことでいっぱいになる。だから「別のことでいっぱいにしてあげる」のが最も効果的な意識の転換になるのです。
どんなに小さな強みでも見続けることで大きくできる。それが実際に大きくなったかどうかではなく大きく感じられるようになれば、他の小さな強みも大きく感じられるようになる…そうすれば自信をもった人間へと成長していけるのです。