正月田舎に帰ったなら、iPhoneの便利機能「共有フォトストリーム」を設定して遠く離れた両親にも孫の日常を見せてあげよう。
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みなさんお正月は実家に帰って久々にご両親と顔合わせしているのではないでしょうか?
お子さんがいる方は正直、ご両親はあなたの帰りというよりは「孫が遊びにくる」ことを待ち望んでいるのではないでしょうか…
そんなご両親のためにも、iPhoneユーザーならみんながもっている機能「共有フォトストリーム」を使って離れて暮らす両親に孫の写真が見れるようにしてあげるとよいと考えました。
今日はそのやり方をまとめて書いてみようと思います。
iCloudの機能、共有フォトストリーム
共有フォトストリームとはiCloudについている機能のひとつです。フォルダを作成してそのフォルダを共有することでメンバーは写真を見たり、追加したりできるというすぐれものです。
この共有フォトストリームのすごいところはなんといっても「容量無制限にアップできる」というところ。
例えば子どもの写真なんかはあっという間にものすごい量の写真がiPhone内に保存されることになります。そのため共有フォトストリームにアップしておいてカメラロールから削除するという使い方をするというのもひとつの手なのかもしれません。
では、早速やり方を書いていきましょう。
まずは設定アプリの「iCloud」という項目の中にある「写真」というところをタップすると下のような画面になります。
写真の一番下にある「iCloud写真共有」という項目をONにしたらまずは設定完了です。
続いて写真アプリを起動します。すると今までなかった「共有」という項目が画面下真ん中に出てきていますのでそれをタップします。
僕はすでにひとつフォルダを作成しているので画面に(モザイクですが)何かありますが、まだまったく共有フォルダがない人は「+」だけがあるのでそれをタップして新しいフォルダを作成します。
フォルダ名は自分や共有者がわかるような名前にしておけばよいでしょう。
続いて共有者の設定です。相手もiPhoneユーザーでiCloudを利用できることが前提ですが、選択された共有者は閲覧だけでなく共有者からのアップロードや写真へのコメントなどをすることができます。
以上で共有フォトストリームの設定は完了です。
でも、ちょっと待って下さい…「共有者もiCloudを利用できることが前提」と書きましたね?と、いうことは「iPhoneもしくはiPadやMacユーザー以外には意味がない?」ということなのか?
もちろん違います。
両親がパソコンを使えるという人も多いと思いますが家で使われているのはほとんどWindowsでしょう。Macを使っているというご両親は…カッコイイですね。
WindowsPCからでもブラウザ経由で「閲覧」はできるのです!
こちらはiPhoneの写真アプリから設定をしていきます。写真アプリで先ほど共有フォトストリームに作成したフォルダを選択します。すると下に「写真」「メンバー」という項目があるのでここで「メンバー」を選択します。
その中に「公開WEBサイト」という項目があるのでそれをONにすると下にリンクアドレスが出てきます。そのアドレスにブラウザからアクセスすればiPhoneユーザーでなくても閲覧することができるのです。
「公開WEBサイト」と書いてあると不特定多数に見られてしまうのではないか?と恐ろしくなる方もいるかもしれませんが、こちらは「アドレスを知る人のみが閲覧可能」というものであるのでその辺りはご安心を!
実家に帰ったタイミングで設定してあげよう!
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さあ、ご両親がパソコンに詳しい方なら「共有フォトストリームのリンクアドレスをメールしておいたからブラウザから開いてみて。ブックマークしておくといつでも見られるから便利だよ」と伝えれば「OK!楽しみにしてるね!」と会話が成立すると思いますが、高齢やPCに詳しくない両親なら「ちょっと言っている意味がわからない」となることは間違いないでしょう。
なのでせっかくお正月で実家に帰ったのであればこの機会にブックマークをしておいてあげればいいのです。
わかりやすくデスクトップにショートカットを作ってあげたりすればより良いですね。パソコンは詳しくないがネットサーフィンくらいはできるという方は今とても多いので「このアイコンをダブルクリックすれば孫の写真がいつでも見れるよ!」と伝えればいいのですから。
離れて暮らす両親に孫を日々の成長を見せてあげる…手軽にできる親孝行のひとつです。
こんな便利な機能…使わないと損ですよね!