Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

なぜそうなった?を説明できないミス報告はいただけない…

What?

時に「どうしてそうなったの?」という質問をした時に「いや、よくわからないのですが…」という報告を受けることがあります。
これは報告をもらう側としては非常に困った状態と言えます。

でもこういう報告が多いのも事実…仕方がない場合もありますが、できるだけ「なぜそうなったのか?」を把握してから報告してもらいたいとは思います。

では、ちょっと「なぜそうなったのか?」がわからないケースについて私の考えうる限り理由を考えてみたいと思います。

理由がわからなくなるのには2つ原因がある?

状況報告だけで経緯を伝えられないのには大きく分けて2つあるのではないか?と私は考えました。両方とも努力次第で改善できるのではないか?と思います。

そもそもの手順が間違えっている!

新人時代に起こしたミスは手順を誤ったりしたことで起こることが多いです。正しい手順で行われていないことに由来するミスというのは結構多いと思います。

新人さんがやりがちなのは「結果、こういうことができていればよい」と最後の工程だけに目が行っている場合に手順を無視したやり方をしたりします。

実はその手順は「過去に同様のミスが起こってしまい、そのミスを再発しないための手順」だったりもするのですが、そういう経緯を知っている先輩たちと新人では「手順の重要さ」の認識が違います。

「過去にこういうミスがあり、なのでこういう手順で行われているので手順通りに実施してください」としっかりとなぜそういう手順なのか?を伝えてあげることで、これらのミスは防げます。また報告時にも「手順通りにやっていたのか?」の確認をしっかりとすることができれば「なぜそうなったのか?」の報告も容易になるでしょう。

スキル不足・知識不足で起こってしまった!

スキルと知識が足りずに起こってしまった事象ならば、その時点ではスキル不足・知識不足で「なぜそうなったのか?」がはっきりとわからないということはありえます。知識が足りずにやってみたら…間違えた!パソコン操作などでよく起こる事態です。
ある程度の知識・技術はあるのでとりあえずやってみた。多分あっちのあのやり方とおんなじだろうと取り組んでみた…結果、間違っていた。でもなんとか挽回しようといろいろやっていると…どうにもならないことになったのでついに報告をした、みたいなケースですね。

これは知識・技術を上げていくために練習あるのみ!といえばそうなのですが、「つまづいた段階ですぐに相談する」が正解です。つまづいて、でもなんとかしようと頑張るとだいたい「なんともならない状態」になるものです。

なんとかできるのは「知識・技術レベルが高い人」であり、そもそもそれらが不足している人がいくら挽回しようとしても難しいものなのです。いろいろやってしまってからの報告では「やったことがその場の思いつきでの行動なので思い出せない」ため、なぜそうなったのか?がわからない報告となるのです。

ミスはするもの!

broken

誰だってミスはします。でもミスとして報告するのはどうしてもハードルの高い行為というのもわかります。
ですがミスをそのままにすることはもっと大きなミスを生み出す要因ともなりますので必ず報告はしないといけません。

自身の再発防止のためにも「なぜそうなったのか?」をしっかりと分析しておかなくてはまた同様のミスをしてしまいます。ミスをしたので対処するという「対処療法」ではなく、ミスをしないための原因分析をした上での「根本的な予防」が本当は大切なのです!