Getting My Life Better

iPhoneやWEBサービスを使った仕事術、ライフハック、仕事への向き合い方などを中心に自分の雑感を含めていろいろ書きます!

頑張って!の声掛けは頑張っていないように感じさせる!?

Chin-ups

仕事でも勉強でも、周りの人が誰かを応援するときに声をかけるとしたら「頑張って!」という言葉がもっとも使われるでしょう。

この頑張ってという声掛け、私は最近簡単に使っていっていいものなのだろうか?と考えることが多いです。

なんだか…マイナスに働いているような気がします。

頑張っているはずなのに頑張って?

明らかに頑張ってなさそうな人に向かって「頑張りなさい」というのならわかりやすくていいのですが、概ね人がどの程度頑張っているのか?というのはなかなかわかりにくいものです。

その人はとても頑張っている。だけどなかなか成果が出ないという状況で、周りが「頑張って!」ということでどうなるでしょう?

言われた側は「私、これでも結構頑張っているのに、周りからは頑張っていない、頑張りが足りないと思われているのかな…」と感じてしまうのではないでしょうか?

周りの人は頑張っているのは知っている、わかっている。ただ励ましの言葉として「頑張って」と言っているだけにも関わらず、相手にマイナスの感情を与えてしまうことになってしまうのです。

 

具体的に何を頑張るのか?

ではどのように「頑張って」を伝えたらいいのでしょうか?

私は「より具体的に伝えること」が大切だと思います。
例えば「○○はよくできているが、ここはもっとこういうふうにしたほうがよいと思うのでそうできるように頑張ってみて」という感じでしょうか。

何に向かって頑張るのか?の基準をすり合わせることで、自分がその基準に対してどの程度できており、どのように行動すれば改善していけるのか?が明確になるので漠然と「頑張って!」と言われるのとは意味が違います。

例のように一緒に「できていること」もしっかりと伝えてあげられれば、モチベーションもあがり、また前を向いて進むことができるはずです。

 

SNSの流行により言葉に敏感な人が多くなった!?

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私の見解ではありますが、SNSが流行したことにより言葉に敏感になった人が多くなったような気がします。

TwitterFacebook、LINEなどすべて「文字でのコミュニケーション」となります。文意をそのまま理解することもあれば、裏読みして変な解釈をすることもある…そういう環境なので良くも悪くも文意を「表と裏の意味を考える習慣」がついてきているのではないでしょうか。

このSNS隆盛の時代ならではの必要なスキルですが、ちょっとしたコミュニケーションでも裏読みする力がマイナスに働いて悪い方に転がるなんてこともあるかもしれない…

プラスになるだろうと思った言葉でも安易に発するのではなく、考えて言葉を使わないといけない時代になってきたのではないか?と考えています。